青い春

(かぜのようにすぎさってく)

風のように過ぎ去ってく

(まぶしいひびももうすぐせぴあいろ)

まぶしい日々ももうすぐセピア色

(ほんのちいさなひとことにも)

ほんの小さな一言にも

(よろこびきずつきあゆむはかないとき)

喜び 傷つき 歩む 儚い時

(であいわかれまたであいどこへすすむの)

出会い 別れ また出会いどこへ進むの

(だれもおしえてくれない)

誰も教えてくれない

(だれもかれもおなじばしょからちらばる)

誰も彼も 同じ場所から散らばる

(はなのように)

花のように

(おもいでばかりがまいあがるあおいはるよ)

思い出ばかりが舞い上がる青い春よ

(もうすこしだけめをとじていたい)

もうすこしだけ目を閉じていたい

(またあえたらこんどはまにあって)

また会えたら 今度は間に合って

(さよならよりいいたいことばがある)

さよならより言いたい言葉がある

(はるつげどりうつくしいこえ)

春告鳥 美しい声

(とびたつまえのきもちはさくらいろ)

飛び立つ前の気持ちは桜色

(せいいっぱいかけぬけた)

精一杯 駆け抜けた

(なみだもあせもにじんだあわいとき)

涙も汗もにじんだ 淡い時

(はじまりおわりまたはじまればなにがみえる)

始まり 終わり また始まれば何が見える

(だれもしらないけしき)

誰も知らない景色

(あのひやあのひにちがうことばをえらんだら)

あの日やあの日に 違う言葉を選んだら

(かわっていたかな)

変わっていたかな

(おもいでばかりがまいあがるあおいはるよ)

思い出ばかりが舞い上がる青い春よ

(もうすこしだけめをとじていたい)

もうすこしだけ目を閉じていたい

(またあえたらこんどはまにあって)

また会えたら 今度は間に合って

(さよならよりいいたいことばがある)

さよならより言いたい言葉がある

(きっとさんどめのさくらがさくころもまだ)

きっと三度目の桜が咲く頃もまだ

(となりにいるとおもってた)

隣にいると思ってた

(いっしゅんいっしゅんうつりかわるきょうのひを)

一瞬一瞬 移り変わる今日の日を

(きざむしかない)

刻むしかない

(おもいでばかりがまいあがるあおいはるよ)

思い出ばかりが舞い上がる青い春よ

(もうすこしだけめをとじていたい)

もうすこしだけ目を閉じていたい

(またあえたらこんどはまにあって)

また会えたら 今度は間に合って

(さよならよりいいたいことばがある)

さよならより言いたい言葉がある