オズの魔法使い(1/2)

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プレイ回数1037難易度(3.9) 2088打 長文
タグ童話 長文
アメリカの名作
ライマン・フランク・ボーム作

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問題文

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(あめりかのかんざすというところに、どろしーというおんなのこが、)

アメリカのカンザスという所に、ドロシーという女の子が、

(へんりーおじさんとえむおばさんといっしょにくらしていました。)

ヘンリーおじさんとエムおばさんと一緒に暮らしていました。

(あらしがちかづいていた、あるひのことです。)

嵐が近づいていた、ある日のことです。

(「たつまきがこっちへむかってくるぞ!)

「竜巻がこっちへ向かってくるぞ!

(どろしー、はやくちかしつへにげなさい!」)

ドロシー、早く地下室へ逃げなさい!」

(でも、かわいがっているいぬのととがいません。)

でも、かわいがっている犬のトトがいません。

(どろしーがいそいでじぶんのへやへもどると、ととはべっどのしたにいました。)

ドロシーが急いで自分の部屋へ戻ると、トトはベッドの下にいました。

(「よかった。さあ、いっしょにおいで」)

「よかった。さあ、一緒においで」

(そのときです。ものすごいいきおいで、たつまきがおそいかかってきました。)

その時です。ものすごい勢いで、竜巻が襲いかかってきました。

(いえはたつまきにまきこまれ、ぐるぐるまわりながらそらをとんでいきます。)

家は竜巻に巻き込まれ、ぐるぐる回りながら空をとんでいきます。

(ずいぶんとおくまでとばされたところで、)

ずいぶん遠くまでとばされたところで、

(ようやくいえはじめんにおちました。)

ようやく家は地面に落ちました。

(「ぎゃっ!」いえのしたからさけびごえがしました。)

「ギャッ!」家の下から叫び声がしました。

(どろしーがいえのそとにでてみると、あしもとにぎんのくつがころがっています。)

ドロシーが家の外に出てみると、足元に銀の靴が転がっています。

(びっくりしているどろしーのまえに、)

びっくりしているドロシーの前に、

(とつぜんちいさなおばあさんがあらわれていいました。)

突然小さなおばあさんが現れて言いました。

(「わたしはきたのまじょです。わるいひがしのまじょが、)

「わたしは北の魔女です。悪い東の魔女が、

(あなたのいえのしたじきになって、きえてしまったのですよ」)

あなたの家の下敷きになって、消えてしまったのですよ」

(「まじょ?ここはいったいどこですか」)

「魔女?ここはいったいどこですか」

(「ここはおずのくにですよ」)

「ここはオズの国ですよ」

など

(「わたし、かんざすにかえりたいんです」)

「わたし、カンザスに帰りたいんです」

(「かんざす?きいたことがないわね。)

「カンザス?聞いたことがないわね。

(でも、えめらるどのみやこにいるまほうつかいのおずなら、)

でも、エメラルドの都にいる魔法使いのオズなら、

(きっとたすけてくれるでしょう。)

きっと助けてくれるでしょう。

(このきいろいれんがのみちをあるいていきなさい」)

この黄色いレンガの道を歩いて行きなさい」

(きたのまじょはそういって、ぎんのくつをどろしーにはかせてくれました。)

北の魔女はそう言って、銀の靴をドロシーに履かせてくれました。

(「ありがとう、しんせつなきたのまじょさん」)

「ありがとう、親切な北の魔女さん」

(どろしーはまじょにおれいをいって、ととをつれてあるきだしました。)

ドロシーは魔女にお礼を言って、トトを連れて歩き出しました。

(しばらくいくと、ひろいとうもろこしばたけがありました。)

しばらく行くと、広いトウモロコシ畑がありました。

(そこにたっていた、わらでつくられたかかしが、)

そこに立っていた、わらで作られたかかしが、

(どろしーをみていいました。)

ドロシーを見て言いました。

(「ねえおじょうさん、どこへいくんだい?」)

「ねえお嬢さん、どこへ行くんだい?」

(どろしーがおずのはなしをすると、かかしはおおよろこび。)

ドロシーがオズの話をすると、かかしは大喜び。

(「ぼくもぜひつれていっておくれよ!)

「僕もぜひつれていっておくれよ!

(おずにあって、ぼくのあたまにつまっているわらを、)

オズに会って、僕の頭に詰まっているわらを、

(のうみそにかえてもらうんだ」)

脳みそに変えてもらうんだ」

(「いいわ。じゃあ、いっしょにいきましょう」)

「いいわ。じゃあ、一緒に行きましょう」

(ふたりがもりへはいっていくと、こんどはぶりきのきこりがうなっていました。)

二人が森へ入っていくと、今度はブリキの木こりがうなっていました。

(「さびてしまって、うごけないんだ」)

「さびてしまって、動けないんだ」

(どろしーはちかくのこやにあったあぶらをさしてあげました。)

ドロシーは近くの小屋にあった油を差してあげました。

(ふたりからおずのはなしをきいたきこりも、おおよろこび。)

二人からオズの話を聞いた木こりも、大喜び。

(「ぼくはひとにあいされるようになりたいから、おずにこころをもらいにいくよ」)

「僕は人に愛されるようになりたいから、オズに心をもらいに行くよ」

(そこへとつぜん、らいおんがとびだしてきました。)

そこへ突然、ライオンが飛び出してきました。

(ととがらいおんにかまれそうになったのをみて、)

トトがライオンにかまれそうになったのを見て、

(どろしーはおこりました。)

ドロシーは怒りました。

(「よわいものいじめなんて、さいていよ!」)

「弱い者いじめなんて、最低よ!」

(すると、らいおんはなきだしました。)

すると、ライオンは泣き出しました。

(「ごめんよ。ぼく、ほんとうはよわむしなんだ」)

「ごめんよ。僕、本当は弱虫なんだ」

(「それなら、わたしたちといっしょにおずのところにいって、)

「それなら、わたしたちと一緒にオズの所に行って、

(ゆうきをもらいましょう」)

勇気をもらいましょう」

(こうして、どろしーととと、かかし、きこり、らいおんの、)

こうして、ドロシーとトト、かかし、木こり、ライオンの、

(えめらるどのみやこへのたびがはじまったのでした。)

エメラルドの都への旅が始まったのでした。

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