オズの魔法使い(2/2)

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プレイ回数666順位1224位  難易度(3.9) 2155打 長文
タグ童話 長文
アメリカの名作
アメリカの名作
ライマン・フランク・ボーム作
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 kei 4424 C+ 4.6 95.2% 466.3 2171 108 54 2024/11/18
2 なり 4297 C+ 4.6 93.3% 465.8 2155 153 54 2024/11/23
3 本気のおばさん 3337 D 3.4 95.6% 619.9 2167 98 54 2024/10/20

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問題文

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(おずのいるえめらるどのみやこへのたびは、とてもたいへんでした。)

オズのいるエメラルドの都への旅は、とても大変でした。

(でもどろしーたちは、みんなでちからをあわせてたびをつづけていきました。)

でもドロシーたちは、みんなで力を合わせて旅を続けていきました。

(あるときは、かわをわたるためにかかしがいっしょうけんめいちえをつかい、)

ある時は、川を渡るためにかかしが一生懸命知恵を使い、

(またあるときは、きこりがやさしいこころでなかまをすくいました。)

またある時は、木こりがやさしい心で仲間を救いました。

(なかまたちがばけものにおそわれたときには、)

仲間たちが化け物に襲われたときには、

(よわむしのらいおんがゆうきをだしてたたかいました。)

弱虫のライオンが勇気を出して戦いました。

(そうやってきいろいれんがのみちをあるきつづけ、)

そうやって黄色いレンガの道を歩き続け、

(ついにどろしーたちは、えめらるどのみやこにつきました。)

ついにドロシーたちは、エメラルドの都に着きました。

(どろしーたちは、さっそくおずがすむきゅうでんにむかいます。)

ドロシーたちは、早速オズが住む宮殿に向かいます。

(おずのへやにはいると、そこにはおおきなひのたまがいました。)

オズの部屋に入ると、そこには大きな火の玉がいました。

(こわいのをがまんして、ひのたまにみんながねがいごとをはなすと、)

こわいのを我慢して、火の玉にみんなが願い事を話すと、

(ひのたまはこういいました。)

火の玉はこう言いました。

(「にしのわるいまじょをたいじしたら、ねがいをかなえてやろう」)

「西の悪い魔女を退治したら、願いを叶えてやろう」

(どろしーたちは、さっそくにしのまじょのしろにむかいますが、)

ドロシーたちは、早速西の魔女の城に向かいますが、

(たくさんのつばさのはえたさるにまじょのしろへつれさられてしまいました。)

たくさんの翼の生えたサルに魔女の城へ連れ去られてしまいました。

(まじょはどろしーにしろのそうじをさせるなど、)

魔女はドロシーに城の掃除をさせるなど、

(まいにちあさからばんまではたらかせます。)

毎日朝から晩まで働かせます。

(あるとき、まじょはどろしーがはいているぎんのくつにきがつきました。)

ある時、魔女はドロシーが履いている銀の靴に気がつきました。

(「おや、おまえがはいているのはまほうのくつじゃないか。)

「おや、お前が履いているのは魔法の靴じゃないか。

(どれ、よこすのじゃ」)

どれ、よこすのじゃ」

など

(「いやよ!」)

「いやよ!」

(どろしーがそばにあったばけつのみずをまじょにかけると、)

ドロシーが側にあったバケツの水を魔女にかけると、

(ふしぎなことにまじょはとけてきえてしまいました。)

不思議なことに魔女は溶けて消えてしまいました。

(まじょがきえたので、みんなおおよろこびでおずのところへいきました。)

魔女が消えたので、みんな大喜びでオズの所へ行きました。

(でもおずのへやにはいってもひのたまはおらず、)

でもオズの部屋に入っても火の玉はおらず、

(はくはつのおじいさんがすわっていました。)

白髪のおじいさんが座っていました。

(どろしーがたずねます。)

ドロシーが訪ねます。

(「あなたはだれ?」)

「あなたはだれ?」

(「じつはわしがおずなのじゃ。)

「実はわしがオズなのじゃ。

(ざんねんながら、わしはまほうつかいでもなんでもない、)

残念ながら、わしは魔法使いでもなんでもない、

(ただのてじなしなんじゃよ」)

ただの手品師なんじゃよ」

(ねがいごとがかなわないとしってどろしーたちはかなしみますが、)

願い事が叶わないと知ってドロシーたちは悲しみますが、

(おじいさんがいいました。)

おじいさんが言いました。

(「うむ、かかしにきこりにらいおんは、ここまでのたびで、)

「うむ、かかしに木こりにライオンは、ここまでの旅で、

(ちえとこころとゆうきをみにつけたようじゃな。)

知恵と心と勇気を身につけたようじゃな。

(ならば、わしからこれをあげよう」)

ならば、わしからこれをあげよう」

(そういって、かかしにもみがらでできたのうみそ、)

そういって、かかしに籾殻でできた脳みそ、

(きこりにはぬのでつくったこころ、)

木こりには布で作った心、

(そしてらいおんにはゆうきのでるのみものをくれました。)

そしてライオンには勇気の出る飲み物をくれました。

(「わるいまじょもきえたし、わしのやくめはここまでじゃ」)

「悪い魔女も消えたし、わしの役目はここまでじゃ」

(そうしておじいさんは、ききゅうにのって)

そうしておじいさんは、気球に乗って

(そらのかなたにきえてしまいました。)

空のかなたに消えてしまいました。

(「これじゃ、かんざすにかえれないわ・・・・・・」)

「これじゃ、カンザスに帰れないわ・・・・・・」

(どろしーがないていると、)

ドロシーが泣いていると、

(そこへやさしいみなみのまじょがあらわれていいました。)

そこへやさしい南の魔女が現れて言いました。

(「わるいまじょをたおしてくれてありがとう。)

「悪い魔女を倒してくれてありがとう。

(まほうのくつのかかとをとん、とん、とんとさんかいならせば、)

魔法の靴のかかとをトン、トン、トンと三回ならせば、

(かんざすにかえれますよ」)

カンザスに帰れますよ」

(どろしーは、かかし、きこり、らいおんにおわかれをいいました。)

ドロシーは、かかし、木こり、ライオンにお別れを言いました。

(それからととをだきあげ、かかとをとん、とん、とん・・・・・・。)

それからトトを抱きあげ、かかとをトン、トン、トン・・・・・・。

(めをあけると、そこはなつかしいかんざすでした。)

目を開けると、そこは懐かしいカンザスでした。

(「ただいまー!」)

「ただいまー!」

(どろしーはげんきよく、へんりーおじさんとえむおばさんのところに)

ドロシーは元気よく、ヘンリーおじさんとエムおばさんのところに

(かえっていきました。)

帰って行きました。

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