ノエルに君は　群青の世界

(ふりつもるゆきのしろふたつのびるのあしあと)

降り積もる雪の白　二つのビルの足跡

(ちかづけるすうせんちきみはどんかんだね)

近づける数センチ　君は鈍感だね

(こんなにちかくなのにとおくにきみをかんじて)

こんなに近くなのに　遠くに君を感じて

(ただのともだちのままおわりたくないけど)

ただの友達のまま　終わりたくないけど

(せびょうしだけじゃわからないほんのなかみのようなきみ)

背表紙だけじゃわからない　本の中身のような君

(とっくにそのあらすじはしっているのに)

とっくにそのあらすじは　知っているのに

(なんですなおになれないつたえられないきっといえないよのえる)

なんで素直になれない　伝えられない　きっと言えないよノエル

(そばにいれるだけでただそれだけでいいといいきかせた)

そばにいれるだけで　ただそれだけで　いいと言い聞かせた

(くりすますがちかづくよそのよるだれをおもうの)

クリスマスが近づくよ　その夜　誰を思うの

(てのひらのゆきのつぶせつなにきえゆくように)

手のひらの雪の粒　刹那に消えゆくように

(おもいのそのおんどでことばほどけてゆく)

想いのその温度で　言葉ほどけてゆく

(きらわれちゃうくらいならこのままのかんけいでいい)

嫌われちゃうくらいなら　このままの関係でいい

(このきもちをはるさきにとけてしまえばいいのに)

この気持ちを春先に　溶けてしまえばいいのに

(なりひびくまちのじんぐるべるとがいろじゅはきかざってまぶしいな)

鳴り響く街のジングルベルと　街路樹は着飾って眩しいな

(ゆっくりとにじむけしき)

ゆっくりと滲む景色

(きみはぼくのなみだにきづいてますかそらもないてるのえる)

君は僕の涙に気付いてますか　空も泣いてるノエル

(ゆきでかくせるくらいさめてないよきめた)

雪で隠せるくらい　覚めてないよ　決めた

(まだすきだ)

まだ好きだ

(なんですなおになれないつたえられないたぶんいえないよのえる)

なんで素直になれない　伝えられない　多分言えないよノエル

(ｓｔａｙｗｉｔｈｍｅ)

stay with me

(そばにいれるだけでただそれだけでいいといいきかせた)

傍に入れるだけで　ただそれだけで　いいと言い聞かせた

(くりすますがちかづくよそのよるだれをおもうの)

クリスマスが近づくよ　その夜誰を思うの

(できればきみといたい)

できれば君といたい