絶対的/ヒトリエ

(どうしてだい？)

如何してだい？

(もしかしてきみはぼくをいのままにあやつりたいの？)

もしかして君は　僕を意のままに操りたいの？

(きょうみのないざれごとになんてみみをかたむけるひまはないんだ)

興味のない　戯言になんて　耳を傾ける暇は無いんだ

(きしかいせい)

起死回生

(うなだれたかおもきみをだしぬくためのじょそうさ)

項垂れた顔も　君を出し抜くための助走さ

(あいしてなんていわなくてもわかるよ)

愛してなんて　言わなくても分かるよ

(はなからそのつもりなどないんでしょう？)

ハナからそのつもりなど　無いんでしょう？

(このせかいのはてにまで)

この世界の果てにまで

(つれていってあげるから)

連れて行ってあげるから

(このりずむえんびーとにだけ)

このリズムエンビートにだけ

(あたしをゆだねんだ)

あたしを委ねんだ

(いみもなくわけもなくこころけとばすあたしをきらえれば)

意味もなく　理由もなく　心蹴飛ばすあたしを嫌えれば

(いつまでもどこまでもぼくにとりつくきみをうばえるのかな)

いつまでも　どこまでも　僕に取り憑く君を奪えるのかな

(つまりはこうかい？)

つまりはこうかい？

(あいかわらずきみはぼくをかってにいじくりまわすの？)

相変わらず君は　僕を勝手に弄り廻すの？

(なんてこったい)

何てこったい

(たちどまるほうがひかりがさすなんてのたまいますか)

立ち止まる方が　光が射すなんてのたまいますか

(あっぷさいだうん)

アップサイダウン

(さかさまのかおがきみをみあげてなきわめくきょう)

逆さまの顔が　君を見上げて泣き喚く今日

(あいしてなんていえるはずもないよ)

愛してなんて　言えるはずもないよ

(こころにすみつくかみさま、ちがうし。)

心に棲みつく神様、違うし。

(このせかいはだれのもの)

この世界は誰のもの

(ひとりきりのあぶそりゅーと)

独りきりのアブソリュート

(しんのぞうにしたがえば)

真の像に従えば

(あたしはいけるんだ)

あたしは征けるんだ

(まちがいなくまちがいなくこころあそばすおとがただしいと)

間違いなく　間違いなく　心遊ばす音が正しいと

(うたがわないうたがわないぼくをぼくをあゆませておくれ)

疑わない　疑わない　僕を僕を歩ませておくれ

(いみもなくわけもなくこころふるわすあたしをうたえれば)

意味もなく　理由もなく　心震わすあたしを唄えれば

(いつまでもどこまでもぼくにとりつくぼくをけしされるのかな)

いつまでも　どこまでも　僕に取り憑く僕を消し去れるのかな