#情とは
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歌詞(問題文)
(かじかんだゆびさきでぎこちなく)
悴んだ指先でぎこちなく
(ひらいたつうちはきみからで)
開いた通知は君からで
(いやにおどるこころをかくしていた)
嫌に踊る心を隠していた
(あのころはなしていたゆめはかないそう)
「あの頃話していた、夢は叶いそう?」
(きみのむかしからのはなしをごまかすくせ)
君の昔からの話をごまかす癖
(あのねじつはねこのたびわたしね)
「あのね、実はね、この度、私ね、
(けっこんすることになったの)
結婚することになったの」
(ろくじょうひとまのへやのすみで)
六畳一間の部屋の隅で
(よかぜがかーてんをゆらす)
夜風がカーテンを揺らす
(いまさらぼくをすてたきみのことを)
今更、僕を捨てた君のことを
(おもってやるぎりはないよな)
想ってやる義理はないよな
(たったひとてまののさじかげんの)
たった一手間のさじ加減の
(すぱいすがたりなかったようだ)
スパイスが足りなかったようだ
(いまさらおもいだすかちもないのに)
今更、思い出す価値もないのに
(かこにすがりなくじぶんが)
過去にすがりなく自分が
(なさけないな)
「情けないな」
(はにかんだようにみせて)
はにかんだように見せて
(きみがいうだんじょのゆうじょうはないから)
君が言う男女の友情はないから
(それならかれはどうなの)
それなら彼はどうなの?
(ってきょうもきけなかったな)
って今日も聞けなかったな
(あんなにこいしてさ)
あんなに恋してさ
(あっさりいなくなってさ)
あっさり居なくなってさ
(くちやくそくばかりをかさねた)
口約束ばかりを重ねた
(ほんとうのいみでは)
本当の意味では
(きみをしばれなくて)
君を縛れなくて
(がってにいなくなるなよ)
勝手に居なくなるなよ
(ろくじょうひとまをとびだしてさ)
六畳一間を飛び出してさ
(よかぜにつよくうたれてさ)
夜風に強く打たれてさ
(そのうちなにかのまちがいでも)
そのうち何かの間違いでも
(にほんいちえらくなったら)
日本一偉くなったら
(ろっぽうぜんしょにうわきするなと)
六法全書に浮気するなと
(かきたしばつもおもくする)
書き足し、罰も重くする
(そんなことほんきでかんがえてしまうほど)
そんなこと本気で考えてしまうほど
(きみへのじょうってやつがまだのこってるんだ)
君への情ってやつがまだ残ってるんだ
(ろくじょうひとまのへやのすみで)
六畳一間の部屋の隅で
(よかぜがかーてんをゆらす)
夜風がカーテンを揺らす
(いまさらおもいだすかちもないのに)
いまさら、思い出す価値もないのに
(かこにすがりなくじぶんが)
過去にすがり泣く自分が
(なさけないな)
「情けないな」