小池一夫さんの言葉集
少し問題数が多めです。
※過不足(かふそく)で合っています。誤字ではありません。
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問題文
(じぶんのかんじょうのつごうでひとをきずつけるものではない。)
自分の感情の都合で人を傷つけるものではない。
(ひとつのさよならは、つぎの「はじめまして」につながっている。)
一つのさよならは、次の「はじめまして」に繋がっている。
(あなたにけいいをはらわないひとに、あなたがけいいをはらうひつようはない。)
あなたに敬意を払わない人に、あなたが敬意を払う必要はない。
(あなたのことがきらいなひとを、あなたがすきになるひつようはない。)
あなたのことが嫌いな人を、あなたが好きになる必要はない。
(あなたをたいせつにしないひとを、あなたがたいせつにするひつようはない。)
あなたを大切にしない人を、あなたが大切にする必要はない。
(ひととていねいにせっする、ひととざつにせっしない。)
人と丁寧に接する、人と雑に接しない。
(すこしでも「ひとをざつにあつかう」とは、さいていのことだと、いつもこころにとどめておくのだ。)
少しでも「人を雑に扱う」とは、最低のことだと、いつも心に留めておくのだ。
(「もしじぶんがこのひとだったら」って、もっとほんきでかんがえるべきなのだ。)
「もし自分がこの人だったら」って、もっと本気で考えるべきなのだ。
(じぶんがじぶんをていねいにあつかっているとね)
自分が自分を丁寧に扱っているとね
(たにんも「このひとはていねいにあつかうべきひとなんだな」って、しぜんとつたわるもんだよ。)
他人も「この人は丁寧に扱うべき人なんだな」って、自然と伝わるもんだよ。
(じぶんじしんでさえすきなところときらいなところがあるのに)
自分自身でさえ好きなところと嫌いなところがあるのに
(たにんがじぶんのおもいどおりのひとであってほしいというのはじぶんかって。)
他人が自分の思い通りの人であってほしいというのは自分勝手。
(かんじょうてきなあいてには、へいじょうしんでたいこうするのがさいきょうのこうげき。)
感情的な相手には、平常心で対抗するのが最強の攻撃。
(しつれいぶれいなひとはむししてもいいんですよ。あいてにしなくてもいいんですよ。)
失礼無礼な人は無視してもいいんですよ。相手にしなくてもいいんですよ。
(そういうひとに、こころおれたりするひつようはないのです。)
そういう人に、心折れたりする必要はないのです。
(むせきにんにじぶんをきらってくるものにたいして、)
無責任に自分を嫌ってくる者に対して、
(じぶんがせきにんをもってこころをいためるひつようはない。)
自分が責任を持って心を痛める必要はない。
(だれにきらわれようが、じぶんのかちはなにもかわらない。)
誰に嫌われようが、自分の価値は何も変わらない。
(たにんにいいにくいことをいうときは、)
他人に言いにくいことを言うときは、
(できるだけみじかく、そっちょくに、すなおにはなすのだ。)
できるだけ短く、率直に、素直に話すのだ。
(あったときのだいいっせいはかならず、ぽじてぃぶなことをくちにする。)
会った時の第一声は必ず、ポジティブなことを口にする。
(じぶんのかんじょうにふりまわされるのをやめるのは、とてもだいじなこと。)
自分の感情に振り回されるのをやめるのは、とても大事なこと。
(じぶんにないものをもとめるむだなどりょくを、)
自分にないものを求める無駄な努力を、
(「じぶんにあるもの」をもっとたかめるどりょくにかえるのだ。)
「自分にあるもの」をもっと高める努力に変えるのだ。
(たにんのかちはじぶんのまけではないし、たにんのまけがじぶんのかちでもない。)
他人の勝ちは自分の負けではないし、他人の負けが自分の勝ちでもない。
(おおきなゆめをかなえるためには、ゆめをちいさくぶんかいするのだ。)
大きな夢を叶えるためには、夢を小さく分解するのだ。
(ちいさくぶんかいされたゆめを「もくひょう」とよぶ。)
小さく分解された夢を「目標」と呼ぶ。
(じぶんをひとまえでひげしない。)
自分を人前で卑下しない。
(じぶんというにんげんを「きらい」でつくりあげてはだめだ。「すき」でつくりあげなさい。)
自分という人間を「嫌い」で作り上げては駄目だ。「好き」で作り上げなさい。
(じぶんがじぶんをきらいでいきるには、じんせいはながすぎる。)
自分が自分を嫌いで生きるには、人生は長過ぎる。
(じぶんはじぶん、ひとはひと。)
自分は自分、人は人。
(「はなしあってもわからないでしょうから、おとしどころをみつけましょう」)
「話し合っても分からないでしょうから、落とし所を見つけましょう」
(じぶんのおもいがかふそくなくつたえられることばをみがかないと、じんせいにおいておおきなそんだ)
自分の思いが過不足なく伝えられる言葉を磨かないと、人生において大きな損だ
(じぶんのつかうことばは、じぶんのないめんのいちばんそとがわ。)
自分の使う言葉は、自分の内面の一番外側。
(ことばとことばがかみあわないひとは、かなりのかくりつでこころもかみあわない。)
言葉と言葉がかみ合わない人は、かなりの確率で心もかみ合わない。
(ひとをすきになるということは、そのひとにきたいするということ。)
人を好きになるということは、その人に期待するということ。
(だから、ひとにたいするきたいがおおきすぎるひとにはきをつけるのだ。)
だから、人に対する期待が大き過ぎる人には気をつけるのだ。
(かってにきたいして、かってにしつぼうして、かってにきらいになってさっていく。)
勝手に期待して、勝手に失望して、勝手に嫌いになって去っていく。
(ひとからのしてきをいいわけでかえしはじめたら、じぶんはまけているというしょうこ。)
人からの指摘を言い訳で返しはじめたら、自分は負けているという証拠。
(じかんのいちばんのせつやくは、いそぐことではなく、かくじつにやることです。)
時間の一番の節約は、急ぐことではなく、確実にやることです。
(ひとのはなしは、けっしてざつにきいてはいけない。)
人の話は、けっして雑に聞いてはいけない。
(しゅちゅうにあるときから、うしなわないどりょくをするのだ。)
手中にあるときから、失わない努力をするのだ。
(わかったふり、しったふりをやめると、)
分かったフリ、知ったフリをやめると、
(わかるべきこと、しるべきことがみえてきます。)
分かるべきこと、知るべきことが見えてきます。
(こころがすさんできたときに、まっさきにあらわれるのは、みかけじゃない。こえやくちょう。)
心が荒んできた時に、真っ先に表れるのは、見かけじゃない。声や口調。
(じぶんがしあわせになることによって、ひとをしあわせにできるかずのほうがずっとおおいよ。)
自分が幸せになることによって、人を幸せにできる数の方がずっと多いよ。
(またあいたいひとに、またあいたいとおもわれたい。)
また会いたい人に、また会いたいと思われたい。
(じぶんにかけていることはたくさんある。)
自分に欠けていることはたくさんある。
(しかし、ほかのことでちゃんとおぎなわれている。まちがいなく。)
しかし、他のことでちゃんと補われている。間違いなく。
(きれいなことばづかい、しせいのよさ、ほんもののえがお、せいけつさ。)
きれいな言葉遣い、姿勢の良さ、本物の笑顔、清潔さ。
(ほんもののおしゃれは、ほんとうにおかねがかからない。)
本物のお洒落は、本当にお金がかからない。
(おもえばまねく、まねきたくないことはおもうな)
思えば招く、招きたくないことは思うな