E3系こまち(R21)
E3系0番台2次車は2002年から2005年にかけて、輸送力増強と200系未更新車における後期製造分置き換え用に落成した増備車。R17までとの主要な相違点は以下の通り。連結面外幌の材質がポリウレタンから合成ゴムに変更。普通車の座席前方にもフットレストを装備。補足すると、R17まではグリーン車のみ装備していた。座席形状が座面スライド機能付きのものに変更。VVVFインバーター制御装置の素子が日立GTO-VVVFから日立IGBTに変更。落成当初からDS-ATCを搭載。11号車、16号車にはフルアクティブサスペンションを、12号車から15号車はセミアクティブサスペンションをそれぞれ搭載。座席肩部にグリップを装備。ドアチャイムを追加。3席分ずつに設けられていた荷物棚の支柱を省略(R24からR26のみ)など。R21は2003年9月16日に新製。2014年3月、こまちとしては引退したが、東北新幹線のやまびこ、なすのにおける増結用として、R22とともにE5系の連結で、ロゴマークは消去されているが、塗装はこまち時代を継続して運用していた。2017年3月25日には団体専用列車、秋田新幹線20周年記念号が運行され、R21が充当された。本系列が秋田新幹線区間を走行するのは、およそ3年となる。最後まで残存したR21、R22は主に16両編成のやまびこ、なすので運用され、繁忙期には盛岡、東京間の臨時、はやての運用にも充当される場合もあったが、2020年10月よりCOVID-19による乗客減の影響で、東北新幹線における一部列車の編成短縮が行われたことを受け、R21、R22ともに定期運用から離脱。その後、仙台新幹線総合車両センターに留置され、R21、R22は臨時運用などで復活が予想されていたが、2021年になっても需要が戻らなかったせいか、R21は2021年9月13日、R22も同年11月25日に、どちらも廃車、解体された。(ちなみに2023年になって需要が回復しているが)R21、R22の廃車で、0番台は全廃となった。
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