炸裂アイロニー

(まよなかのまよなかの)

真夜中の　(真夜中の)

(ひとつになれないなりたい)

ひとつになれない、なりたい

(ものがたりものがたり)

『物語』　(『物語』)

(とおまわしとおまわし)

遠回し　(遠回し)

(きづいてください)

気付いて下さい

(ふたりのあいろにー)

二人の　アイロニー

(きみがしずかになると)

君が　静かに　なると

(むしのねにみみをすませる)

虫の　音に　耳を　すませる

(つかのまのたいくつは)

束の間の　退屈は

(ここちがいい)

心地がいい

(どうせすぐいいあうし)

どうせ　すぐ　言い合うし

(あたまをひやせる)

頭を　冷　や　せ　る

(もんくがさあるってことは)

文句がさ、あるってことは

(つまり)

つ　ま　り

(こんごのふたりをしんけんに)

今後の　二人を　真剣に

(おもってるんだよね)

想ってるん　だ　よ　ね？

(ひねくれてひねくれて)

捻くれて　(捻くれて)

(むきになってるのは)

ムキになってるのは

(すきのあかしかなあかしかな)

好きの　証かな？　(証かな？)

(ごまかすのごまかすの)

誤魔化すの　(誤魔化すの)

(きみだからやだよ)

君だから　ヤだよ

(さくれつあいろにー)

炸裂　アイロニー

(ねむってるねむってる)

眠ってる　(眠ってる)

(かおがすきとかさ)

顔が　好きとかさ

(すなおにほめさせて)

素直に　褒めさせて

(ふたりよりそい)

二人　寄り添い

(かずかずのえたものに)

数々の　得たものに

(かんしゃした)

感　謝　し　た

(きみがさいていなことを)

君が　最低なことを

(ゆうたび)

言　う　た　び

“言《ゆ》う”

(やみながらなきながら)

病みながら　泣きながら

(てつがくしゃになる)

哲学者に　な　る

(ちょっとのことじゃ)

ちょっとの　ことじゃ

(へこまないから)

凹まない　か　ら

(でもきみはないてるあたしが)

でも君は　泣いてる　あたしが

(すきみたい)

好き　み　た　い…

(かくしごとかくしごと)

隠し事　(隠し事)

(しないでねでも)

しないでね　でも

(みすてりあすでいてねおもいから)

ミステリアスで　いてね　(おもいから)

(むじゅんかなむじゅんかな)

矛盾かな？　(矛盾かな？)

(しげきはほしいの)

刺激は　欲しいの

(さくれつあいろにー)

炸裂　アイロニー

(じぶんのさじぶんのさ)

自分のさ、　(自分のさ、)

(きらいなぶぶんをきみは)

嫌いな部分を　君は

(すきだとゆうすきだとゆう)

好きだと　言う　(好きだと言う)

“言《ゆ》う”

(だましてないだましてない)

騙してない？　(騙してない？)

(しんじたいけれど)

信じたいけれど、

(きたいはこわいから)

期待は　怖いから…

(ひねくれてひねくれて)

捻くれて　(捻くれて)

(むきになってるのは)

ムキに　なってるのは

(すきのあかしかなあかしかな)

好きの　証かな？　(証かな？)

(ごまかすのごまかすの)

誤魔化すの　(誤魔化すの)

(きみだからやだよ)

君だから　ヤだよ

(さくれつあいろにー)

炸裂　アイロニー

(かくしごとかくしごと)

隠し事　(隠し事)

(しないでねでも)

しないでね　でも

(みすてりあすでいてねおもいから)

ミステリアスで　いてね　(おもいから)

(むじゅんかなむじゅんかな)

矛盾かな？　(矛盾かな？)

(しげきはほしいの)

刺激は　欲しいの

(さくれつあいろにー)

炸裂　アイロニー

(きみのこいきみのこい)

君の恋　(君の恋)

(あたしとおなじと)

あたしと　同じと

(しんじられるひまで)

信じられる　日まで