ブレイキン・ダ・アガペー

(こわくないこわくない)

怖くない怖くない

(いまゆうきをしめすよ)

いま勇気を示すよ

(さきにはすすめない)

先には進めない

(あるけなくなったのは)

歩けなくなったのは

(だれのせいだ)

誰のせいだ

(ほんじつもいきていられました)

本日も生きていられました

(かみさまにかんしゃ)

神様に感謝

(どこにいらっしゃるかぞんじませんが)

何処にいらっしゃるか存じませんが

(まいにちくりかえしのはんせいに)

毎日繰り返しの反省に

(そろそろあきました)

そろそろ飽きました

(たいだとしょうそう)

怠惰と焦燥

(ふあんとじこけんお)

不安と自己嫌悪

(きみもぼくとおなじ)

君も僕と同じ

(あんたもぼくとおなじ)

あんたも僕と同じ

(じんるいみなびょうどうにくるしんでいるらしい)

人類みな平等に苦しんでいるらしい

(ばかばかしい)

馬鹿馬鹿しい

(それならこのせかいに)

それならこの世界に

(しあわせのはなはさかねえし)

幸せの花は咲かねえし

(むねつくこのいたみ)

胸突くこの痛み

(だれがとっぱらって)

誰が取っ払って

(くれんの)

くれんの？

(さいごのおねがい)

最後のお願い

(ぼくにはもういらないこのこころ)

僕にはもう要らないこの心

(どこかとおくへ)

何処か遠くへ

(にどとぼくのもとへともどらないように)

二度と僕の元へと戻らないように

(ねえねえ)

ねえねえ

(なににきたいしてはりきっちゃってたの)

何に期待して張り切っちゃってたの

(からからまわるだけ)

からから回るだけ

(すすめないしゃりん)

進めない車輪

(ゆめみたけしき)

夢見た景色

(たよりない)

頼りない

(ゆるせない)

許せない

(みじめなじぶん)

惨めな自分

(しろくじちゅうぼくは)

四六時中僕は

(いばしょがないことをなげく)

居場所がないことを嘆く

(ふりかえればあるいてきたみちには)

振り返れば歩いてきた道には

(べっとりと)

べっとりと

(じが)

自我

(ほかにはなにもないのね)

他には何もないのね

(かおだけがわらった)

顔だけが笑った

(ずっとひとりでいいや)

ずっと独りでいいや

(もうかんがえたくないや)

もう考えたくないや

(なんて)

なんて

(つよがりなよわむしが)

強がりな弱虫が

(いきてけるわけないでしょう)

生きてけるわけないでしょう

(へんかくをおこせ)

変革を起こせ

(せいしんのせかいで)

精神の世界で

(ぼくがぼくにのぞむものは)

僕が僕に望むものは

(せんたくはいつも)

選択はいつも

(ただしいものだけを)

正しいものだけを

(えらんできたんです)

選んできたんです

(うずまくことばのせいかいを)

渦巻く言葉の正解を

(そのあいにむけたじゅうこう)

その愛に向けた銃口

(ひきがねを)

引き鉄を

(ひけ)

弾け

(あいされたい)

愛されたい

(あいされたい)

愛されたい

(こんなよわいこころなんかいらないから)

こんな弱い心なんか要らないから

(こわしたい)

壊したい

(こわしたい)

壊したい

(これまでの)

これまでの

(つみあげたくずれかけの)

積み上げた崩れかけの

(しんじつ)

真実

(ああもうおわっちゃった)

嗚呼、もう終わっちゃった

(ひきかえすみちはない)

引き返す道はない

(これからあゆんでいく)

これから歩んでいく

(ぼくのうんめいは)

僕の運命は

(はりのむしろにくるまりながら)

針の筵にくるまりながら

(なきさけぶ)

泣き叫ぶ

(なきさけぶ)

泣き叫ぶ

(ひびくことのないこえで)

響くことのない声で

(ずっとさ)

ずっとさ