阪急7000系(7037)
7037-7157。阪急7000系7037は1988年に2両で新製され、神戸線に導入。10両編成で運転される通勤特急の大阪梅田側2両として使用され、朝ラッシュ時に大阪梅田、神戸三宮間を往復する運用を基本としていた。2022年12月のダイヤ改正で余剰となった10両特急用の増結車の通勤特急転用により、6000系6016を除いて、通勤特急用における増結運用から離脱した。これより7037から逸れてしまうが、神戸線には8000系増結用が5本、8200系が2本で合わせて7本在籍している。2023年10月現在は特急、通勤急行の10両編成が無くなったせいか、8032、8035、8042には7000系7003、7023、7001の6両編成の併結で特急、普通などで運用。8033、8200系は平日朝のみ運用する通勤特急に使用されている。現在の組み合わせは以下の通り。まず2+6を組成する1編成目は8032+7003。神戸線としては唯一、額縁が削られている以外はほぼオリジナルスタイルを留めている編成だ。2編成目は8035+7023。8035は通勤特急用編成のどれかが運用を外れた時、代わりに10両を組成することが多い傾向のようだ。最後が8042+7001。8042は元々宝塚線で同じく増結運用に就いていたが、2019年6月に神戸線に転属。その後、増結編成としては2023年現在、唯一機器更新、リニューアル工事を施工された謎仕様となっている。残りの4編成は平日朝のみ運用する通勤特急に使用されている。6両で残った7023は、2023年現在は8035と8両を組成している。ただし8両固定化に必要なアルミ中間車は7024に連結している7654、7684しかないせいか、7023、7024ともに機器更新、リニューアル工事はまだされていないのが現状だ。どちらもアルミなので、機器更新、リニューアル工事は施工されると思われるが、今後の動向が注目される。※ご注意、記載している車両、内容、動向などはあくまでも作成者の見たまま、見解、予想、推測とする。
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