雪花/ブラスタ

(よがしらむちょくぜんにゆきがふりはじめた)

夜が白む直前に　雪が降り始めた

(だれもいないとおりすすめしゅくぜんと)

誰もいない通り　進め　粛然と

(はいつくばらされどろにまみれた)

はいつくばらされ　泥にまみれた

(あるじなきいぬよおおかみのきばをとげ)

主なき犬よ　狼の牙を研げ

(くつじょくのぺんきをぷらいどにぬりかえ)

屈辱のペンキを　プライドに塗り替え

(あらしのどらむならせ)

嵐のドラム鳴らせ

(じかんだたちあがれ)

時間だ　立ち上がれ

(このてにけんをこころにほのおを)

この手に剣を　心に炎を

(きばをむけよくあつのくさりもつものたちへ)

牙を剥け　抑圧の鎖持つ者たちへ

(うしなったあしたにはもうとどかなくても)

失った明日にはもう届かなくても

(ｔｈｏｓｅｄａｙｓａｒｅｇｏｎｅ)

Those days are gone

(うちすてられてふみにじられて)

打ち捨てられて　踏みにじられて

(ちにおちたとりはそれでもそらをめざす)

地に堕ちた鳥は　それでも空を目指す

(かみしめたちかいにこころをふるわせて)

噛み締めた誓いに　心を震わせて

(かえらぬみちをゆけよ)

還らぬ道を征けよ

(ほのかなゆきあかり)

ほのかな雪あかり

(うしろがみひくおもいをふりすて)

後ろ髪引く　思いを振り捨て

(たかくとべあだなすうんめいにたちむかえ)

高く飛べ　仇なす運命に立ち向かえ

(うばわれたきのうにはもうもどれないから)

奪われた昨日にはもう戻れないから

(めをとじたならしあわせのきおくがよぎる)

目をとじたなら　幸せの記憶がよぎる

(いとおしいひとがたいせつななかまがそばにいたひびが)

愛おしい人が、大切な仲間がそばにいた日々が

(かみしめたちかいにこころをふるわせて)

噛み締めた誓いに　心を震わせて

(かえらぬみちをゆけよ)

還らぬ道を征けよ

(すべてをうしないふくしゅうだけがふりつもる)

すべてを失い　復讐だけが降り積もる

(じかんだたちあがれ)

時間だ　立ち上がれ

(かけがえのないうばわれたかこをおいかけ)

かけがえのない　奪われた過去を追いかけ

(きばをむけよくあつのくさりもつものたちへ)

牙を剥け　抑圧の鎖持つ者たちへ

(うしなったあしたにはもうとどかなくても)

失った明日にはもう届かなくても

(ｔｈｏｓｅｄａｙｓａｒｅｇｏｎｅ)

Those days are gone