奥歯

(まるいゆうひのふちかけるまで)

丸い夕日の縁 欠けるまで

(いつものかわのどてすわってたんだ)

いつもの川の土手 座ってたんだ

(このむねのどこかにぽっかり)

この胸のどこかにぽっかり

(あながあいてぴゅうぴゅう)

穴が開いてぴゅうぴゅう

(かぜがふいてる)

風が吹いてる

(すきなあのこに)

好きなあの娘に

(「ともだちでいて」と)

「友達でいて」と

(いわれたくらいで)

言われたくらいで

(なんでせつない？)

何で切ない?

(おくばかみしめながら)

奥歯噛み締めながら

(ほほえむひだってあるさ)

微笑む日だってあるさ

(そんなつらいとき)

そんなつらい時

(ここにきて)

ここに来て

(たちあがるれんしゅうだ)

立ち上がる練習だ

(ちょっとゆだんすると)

ちょっと油断すると

(なみだがこぼれるから)

涙がこぼれるから

(おなかのこのあたり)

お腹のこの辺り

(ちからいれて)

力入れて

(はなのうえじんとしても)

鼻の上 じんとしても

(まけないよ)

負けないよ

(よるのそらにならぶほしたちは)

夜の空に並ぶ星たちは

(じぶんのひかりかたしってるのかな)

自分の光り方 知ってるのかな

(こいなんてそんなきもないのに)

恋なんて そんな気もないのに

(あるひとつぜんどきどき)

ある日 突然 どきどき

(むねがさわぐもの)

胸が騒ぐもの

(「ふたりこのまま)

「2人 このまま

(かわりたくない」)

変わりたくない」

(やさしいわけに)

やさしい理由に

(よけいきずつく)

余計傷つく

(おくばかみしめながら)

奥歯 噛み締めながら

(いいひとでいようとした)

いい人でいようとした

(ずっとぼくたちは)

ずっと 僕たちは

(ともだちで)

友達で

(じょうだんもいいあおう)

冗談も言い合おう

(だってはじめてなんだ)

だって 初めてなんだ

(こくはくしたことなんて・・・)

告白したことなんて・・・

(あっさりふられたこと)

あっさり振られたこと

(きついもんだね)

きついもんだね

(まぶたからあついものが)

瞼から 熱いものが

(つつつつつ・・・)

つつつつつ・・・

(ざっそうのうえで)

雑草の上で

(ただただぼんやりと)

ただただぼんやりと

(かんがえたくうはくで)

考えた空白で

(さっきより)

さっきより

(らくになる)

楽になる

(おくばかみしめながら)

奥歯 噛み締めながら

(ほほえむひだってあるさ)

微笑む日だってあるさ

(そんなつらいとき)

そんなつらい時

(ここにきて)

ここに来て

(たちあがるれんしゅうだ)

立ち上がる練習だ

(ちょっとゆだんすると)

ちょっと油断すると

(なみだがこぼれるから)

涙がこぼれるから

(おなかのこのあたり)

お腹のこの辺り

(ちからいれて)

力入れて

(はなのうえじんとしても)

鼻の上 じんとしても

(まけないよ)

負けないよ

(ららら・・・)

ラララ・・・