愛の詩

(むねのおくふかくとじこめたなみだ)

胸の奥深く閉じ込めた涙

(きみがきらいなよわくもろいじぶん)

君が嫌いな弱くもろい自分

(あいはきずつきゆめがこわれる)

愛は傷つき夢がこわれる

(こんなじだいしかたないけど)

こんな時代　仕方ないけど

(ほしいものぜんぶふぁいるにいれて)

欲しいものぜんぶファイルに入れて

(いやなものみんなしょうきょできるこころ)

イヤなものみんな消去できる心

(むりしてはないている)

無理しては泣いている

(えがおのうらのきみのうそ)

笑顔の裏の君の嘘

(もういいからつよがることない)

もういいから　強がる事ない

(にげたってかまわないくもるそのむねはらすのは)

逃げたってかまわない　曇るその胸晴らすのは

(ほかのだれでもない)

他の誰でもない

(きみのなかにねむるあいのうた)

君の中に眠る　愛の詩

(ひとりのよるにくちびるかんで)

ひとりの夜に　くちびる噛んで

(いいわけだけをよぞらにならべては)

言い訳だけを夜空に並べては

(さびしいすがおけしょうでかくして)

さびしい素顔化粧で隠して

(せのびするつくりわらいで)

背伸びする　つくり笑いで

(どうじょうとあいじょうはきちがえて)

同情と愛情　はき違えて

(おとことおんなのいみさえなくして)

男と女の意味さえなくして

(これいじょうそれいじょう)

これ以上それ以上

(むりはしないできみらしく)

無理はしないで君らしく

(しろだくろだとわりきることない)

白だ黒だと割り切る事ない

(まけたっていいからとおいみらいをつくるのは)

負けたっていいから　遠い未来を創るのは

(ひとりではできない)

一人では出来ない

(きみがいつかであうあいのうた)

君がいつか出逢う　愛の詩

(いかないでいかないで)

行かないで逝かないで

(ひとはだれでもよわきもの)

人は誰でも弱き者

(すてないでねけすことはない)

捨てないでね　消すことはない

(いのちのともしびきみだけのものじゃないよ)

命の灯火　君だけのものじゃないよ

(せかいじゅうのそらに)

世界中の空に

(いつかきっとひびくあいのうた)

いつかきっと響く　愛の詩