ひらひらり　FULL

(きづかないふりで)

気づかないフリで

(えがおはりつけたまま)

笑顔貼りつけたまま

(さけびごえころしひとりめをとじた)

叫び声殺し　独り　目を閉じた

(よあけしせんうわさつぶやくこえ)

夜明け　視線　噂　呟く声

(ぜんぶもうどうでもいい)

全部　もうどうでもいい

(ほほえまないめがみにもういのらない)

微笑まない女神に　もう祈らない

(さだめがまわる)

運命が回る

(ひらりひらりくるりひらひらり)

ひらり　ひらり　くるり　ひらひらり

(このてをけがす)

この手を穢す

(うそがおどるぷろろーぐ)

嘘が踊る　プロローグ

(かわきがはしる)

乾きが走る

(ざらりざらりぎらりざらざらり)

ざらり　ざらり　ぎらり　ざらざらり

(このてをそめる)

この手を染める

(しかばねにさかすしろいばら)

屍に咲かす　白い薔薇

(ちへいせんにじみ)

地平線滲み

(なびくいばらまうはた)

靡く荊棘舞う旗

(わらいごえこらえひとりちをながす)

笑い声堪え　独り　血を流す

(ひぐれしぐさことばほほえむかお)

日暮れ　しぐさ　言葉　微笑む顔

(ぜんぶもううそでもいい)

全部　もう嘘でもいい

(あかりがともるまども)

燈が灯る窓も

(もうほしくない)

もう欲しくない

(やみよがめぐる)

闇夜が巡る

(くるりくるりがらりくるくるり)

くるり　くるり　がらり　くるくるり

(そのてをはなす)

その手を離す

(つきにうたうえぴろーぐ)

月に謳う　エピローグ

(いたみがはしる)

痛みが走る

(きりりきりりずきりきりきりり)

きりり　きりり　ずきり　きりきりり

(そのてをはらう)

その手をはらう

(しかばねでもやすあかいばら)

屍で燃やす　赤い薔薇

(ちがいひだまり)

違い　陽だまり

(そのとげさわれないなら)

その棘　触れないなら

(ころしていま)

殺して　今

(さだめがまわる)

運命が回る

(ひらりひらりくるりひらひらり)

ひらり　ひらり　くるり　ひらひらり

(このてをけがす)

この手を穢す

(うそがおどるぷろろーぐ)

嘘が踊る　プロローグ

(かわきがはしる)

乾きが走る

(ざらりざらりぎらりざらざらり)

ざらり　ざらり　ぎらり　ざらざらり

(このてをそめる)

この手を染める

(しかばねにさかすしろいばら)

屍に咲かす　白い薔薇