緑雨の言葉

(ひとつふたつはをかきわけて)

ひとつふたつ　葉をかき分けて

(たどりついたばしょはやさしいひび)

たどり着いた場所は　　優しい日々

(ここはきっとあらたなふるさと)

ここはきっと新たな故郷（ふるさと）

(またいっぽまえにあるきだすの)

また一歩　　前に歩き出すの

(だれのめにもうつらぬばしょで)

誰の目にも映らぬ場所で

(ただこもれびだけをだきよせては)

ただ木漏れ日だけを　　抱き寄せては

(ものうげなかおをしてる)

物憂げな顔をしてる

(きみのえがおさかすゆめをみた)

君の笑顔咲かす夢を見た

(おんなじそらのもとにらるらるら)

おんなじ空のもとに　ラルラルラ

(わたしのことしんじてくれる)

わたしのこと信じてくれる

(だれかがいるだれかがまっている)

誰かが居る　　誰かが待っている

(しんぱいはいらないよだいじょうぶだよ)

「心配は要らないよ　大丈夫だよ」

(きょうもつたえゆこう)

今日も伝えゆこう

(たかくとべるからたすけたいから)

高く飛べるから　助けたいから

(あのひのわたしきこえてますか)

あの日のわたし　　聴こえてますか

(たいせつだったのはあたたかいこころ)

大切だったのは　　暖かい心

(ことのはをつむぎよりそうの)

言の葉を紡ぎ　　寄り添うの

(いつかだれもだれもが)

いつか　誰も　　誰もが

(はろーはろーはろー)

ハロー　ハロー　ハロー

(ねがっている)

願っている

(おれたえだにふりそそぐように)

折れた枝に　　降り注ぐように

(きこえてくるのはさみしいかぜ)

聞こえてくるのは　　さみしい風

(ともしびのたったひとつを)

灯火のたった一つを

(まもるそのせなかのふるえたひ)

守るその背中の震えた日

(ひろがったあおぞらがらるらるら)

広がった青空が　　ラルラルラ

(きずついたこころのしょほうせん)

傷ついた心の処方箋

(かなしいこともうれしいことも)

悲しいことも　　嬉しいことも

(なんだっていいあってあるいていこうよ)

なんだって言い合って　　歩いていこうよ

(いきているかぎり)

生きている限り

(おもいえがくにはまだとおいけど)

思い描くには　　まだ遠いけど

(ひびきわたるこどうあきらめないこと)

響き渡る鼓動　　諦めない事

(ひとりじゃないからふたしかなあしたを)

ひとりじゃないから　　不確かな明日を

(ことのはをつむぎみちびくの)

言の葉を紡ぎ　　導くの

(いつかだれもだれもが)

いつか　誰も　誰もが

(はろーはろーはろー)

ハロー　ハロー　ハロー

(たすけあうように)

助け合うように

(まださまよってるむねのなかめぐる)

まだ彷徨ってる　　胸の中巡る

(なまえのないふあんでも)

名前のない不安でも

(どうかきかせてそのやさしいこころを)

どうか聞かせて　　その優しい心を

(おもいかえしていた)

思い返していた

(くらやみだっためもりー)

暗闇だったメモリー

(いまはひとりじゃないひとりじゃないから)

今はひとりじゃない　ひとりじゃないから

(たかくとべるからたすけたいから)

高く飛べるから　　助けたいから

(あのひのわたしきこえてますか)

あの日のわたし　　聴こえてますか

(たいせつだったのはあたたかいこころ)

大切だったのは　　暖かい心

(ことのはをつむぎよりそうの)

言の葉を紡ぎ　寄り添うの

(いつかだれもだれもが)

いつか　誰も　誰もが

(はろーはろーはろー)

ハロー　ハロー　ハロー

(ねがっている)

願っている