insanity girl

(ひとみをとじるとうつるのは)

瞳を閉じると映るのは

(やさしいきみのほほえみで)

優しいキミの微笑みで

(ひとみをあけてみるとつめたいめ)

瞳を開けてみると冷たい眼

(きみはだれなの？)

キミは誰なの？

(ひくくあまいきみのこえも)

低く甘いキミの声も

(いじわるなしぐさも)

意地悪な仕草も

(すべてだいすきなんだ)

全て大好きなんだ

(おわりなんていやだよ)

終わりなんていやだよ

(どうすればとりもどせるの)

どうすれば取り戻せるの

(なんだってするよ)

なんだってするよ

(なにがたりてないの？)

何が足りてないの？

(きみがいないせかいはいらない)

キミがいない世界はいらない

(おいかけたらとどくのならずっとおいかけつづけるわ)

追いかけたら届くのならずっと追いかけ続けるわ

(だけどゆびさきかすめてにげていくの)

だけど指先かすめて逃げていくの

(からだだけでもうそだらけでもなんだってかまわないのよ)

カラダだけでも嘘だらけでもなんだって構わないのよ

(きみのがわいられるなら)

キミの側いられるなら

(すがりつくわたしをちいさくごめんとつぶやききりすてた)

すがり付くわたしを小さくごめんと呟き切り捨てた

(ああ、なにかがこわれるおとをぼんやりきいてた)

ああ、何かが壊れる音をぼんやり聞いてた

(はなれてしまったこころはにどとまじわらずにきのうとなってかこにながれていくだけよ)

離れてしまった心は二度と交わらずに昨日となって過去に流れていくだけよ

(ふたりのきざみなのにきみだけすすむなんてそんなのみとめないわ)

二人の刻なのにキミだけ進むなんてそんなの認めないわ

(いやよ)

イヤよ

(おいていくきみがわるいのよ・・・)

置いていくキミが悪いのよ…

(いやがるてをむりやりにわたしのもとにひきよせた)

嫌がる手を無理矢理にわたしの元に引寄せた

(おびえるかおがいとしく)

怯える顔が愛しく

(こころをこめきすをおくるよ)

心を込めキスを送るよ

(だれもこないわさけんでも)

誰も来ないわ叫んでも

(ここはふたりのらくえんよ)

ここは二人の楽園よ

(ふるえるひとみうつりこむのはいまはわたししかいない)

震える瞳うつりこむのは今はわたししかいない

(くるりくるりとまわるうんめいのはぐるま)

くるりくるりとまわる運命の歯車

(わたしをこばむのならすべてこわすわ)

わたしを拒むのなら全て壊すわ

(これできみはわたしだけのもの)

これでキミはわたしだけのもの

(はかなくゆれるひかり)

儚く揺れる光

(こぼれおちてちいさくはねた)

こぼれおちて小さく跳ねた

(あまいこいにはしょうしょうのいたさもきもちいいの)

甘い恋には少々の痛さもキモチいいの

(きみがおしえてくれたことだよ)

キミが教えてくれたことだよ

(ほら、いっしょにためしましょ？)

ホラ、一緒に試しましょ？

(おいしそうなきみのからだにわたしのなまえきざむわ)

美味しそうなキミのカラダにわたしの名前刻むわ

(そうすればだれのものかわかるでしょう？)

そうすれば誰のものかわかるでしょう？

(しんぱいないわかなしまないで)

心配ないわ悲しまないで

(そんなかおをしないでよ)

そんな顔をしないでよ

(いまとてもしあわせよ)

今とても幸せよ

(ほらえいえんをちかうわ)

ほら永遠を誓うわ

(ゆびわのかわりにきみにはこれをあげる)

指輪の変わりにキミにはこれをあげる

(ほそいあしにはあしかせを)

ほそい足には足枷を

(ほそいくびにはくびわを)

ほそい首には首輪を

(はなれるなんてゆるさない)

離れるなんて許さない

(だれもしらないひみつのばしょはゆがんだめでつつまれた)

誰も知らない秘密の場所は歪んだ愛で包まれた

(じゃまはさせない)

邪魔はさせない

(ふたりをひきさくせかいにさようら)

二人を引き裂く世界にサヨウラ