インパーフェクション

(ぱぱぱぱーん、とあらわれたのはたのんだおぼえもないことばで。)

パパパパーン、と現れたのは頼んだ覚えもない言葉で。

(そこにかんちがいをかさねたらみたいけしきもなくなるでしょう？)

そこに勘違いを重ねたら見たい景色も無くなるでしょう?

(ぜつぼうのうらがわで)

絶望の裏側で

(にこりとわらうだれかのこたえにきたいしたいとかんじるのは)

にこりと笑う誰かの答えに期待したいと感じるのは

(きみのことばをかりればさいてい！)

君の言葉を借りれば｢最低!｣

(せちがらいおもいのたけをかたる。)

世知辛い思いの丈を語る。

(ふかんぜんしょうこじらせたあたしのつたえたいことなど、)

｢不完全症こじらせたあたしの伝えたいことなど、

(なにひとつないの。しってるかな？)

何ひとつないの。知ってるかな?｣

(あいじょうのぎゃくさいせい)

愛情の逆再生

(えらんだおぼえもないことばでふりまわすおもいがいたむのは)

選んだ覚えもない言葉で振り回す思いが痛むのは

(せかいがおわるまえぶれみたいです)

世界が終わる前触れみたいです

(ゆらいでこたえてふさいで)

揺らいで　答えて　塞いで

(とくにかんけいない、げんそう)

特に関係ない、幻想

(せいはんたい、とりこぼして)

正反対、取りこぼして

(わからないことばかりでぐちゃぐちゃになりそうだ！)

わからないことばかりでぐちゃぐちゃになりそうだ!

(なさけないけどそれでもうたうたうだけだなあ？)

情けないけどそれでも歌　歌うだけだなあ?

(めがさめたときどこにたっていようとなにをしようと)

目が覚めた時　何処に立っていようと　何をしようと

(かんけいないさ！)

関係ないさ!

(てんでばらばらのりくつでもくずしてしまえるゆめをみて)

てんでバラバラの理屈でも崩してしまえる夢を見て

(そこにかんちがいをかさねてさ)

そこに勘違いを重ねてさ

(みたいけしきをえがいてみましょう)

見たい景色を描いてみましょう

(あいじょうのうらがえし)

愛情の裏返し

(にこりとわらうだれかのこたえをきたいしたいとかんじるのは)

にこりと笑う誰かの答えを期待したいと感じるのは

(せかいがおわり、おわかれるしょうめい)

世界が終わり、お別れる証明

(わからないことばかりでぐちゃぐちゃになりそうな)

わからないことばかりでぐちゃぐちゃになりそうな

(なさけないことそれでもうたうたうだけだなあ？)

情けないこと　それでも歌　歌うだけだなあ?

(めがさめたときどこにたっていようとなにをしようと)

目が覚めた時　何処に立っていようと　何をしようと

(かんけいないから)

関係ないから

(だれひとりでもつかめないれいがいをさがしさがして)

誰一人でも掴めない例外を探し探して

(あるわけもないあたりまえのみらいをこじあけて)

あるわけもない　当たり前の未来をこじ開けて

(めがさめたときどこにたっていようとなにをしようと)

目が覚めた時　何処に立っていようと　何をしようと

(かんけいないわってわらいとばしてみたいの)

関係ないわって笑い飛ばしてみたいの

(いつかはさあ！)

いつかはさあ!

(ぱぱぱぱーんとあらわれたるはえらんだおぼえもないことばで！)

パパパパーンと現れたるは選んだ覚えもない言葉で!

(そこにかんちがいをかさねてさ)

そこに勘違いを重ねてさ

(せかいがおわることにしましょう)

世界が終わることにしましょう

(ぜつぼうのうらがわで。)

絶望の裏側で。

(にこりとわらうだれかのこたえを)

にこりと笑う誰かの答えを

(きたいしていいですか？)

期待していいですか?