グッド・バイ

(しあわせはたいくつでありふれたながめだ)

幸せは退屈でありふれた眺めだ

(ちらかったゆかのうえ)

散らかった床の上

(じゃあねっていえなかった)

じゃあねって言えなかった

(わるいしらせをきいた)

悪い知らせを聞いた

(まるでひとごとみたいだ)

まるでひとごとみたいだ

(はじけるこころにもしらないそぶりだった)

弾ける心にも知らないそぶりだった

(すべてをかなえようとおもうなら)

全てを叶えようと思うなら

(たまにはよそみもすればよかったね)

たまにはよそ見もすればよかったね

(すてきなおわりにさそわれて)

素敵な終わりに誘われて

(ことばのないせかいへあかりをともす)

言葉のない世界へ　明かりを灯す

(はろー、ぐっばいねむれないよるを)

ハロー、グッバイ眠れない夜を

(とびこえてどこへゆこう)

飛び越えてどこへゆこう

(めをとじてみたらみなみかぜがふいた)

目を閉じてみたら　南風が吹いた

(ぼんやりかんがえてた)

ぼんやり考えてた

(なんだかおかしいね)

なんだかおかしいね

(こたえはおせじにもじょうずとはいえなくて)

答えはお世辞にも上手とは言えなくて

(とおりすぎたひびにつぶやいたあれこれ)

通り過ぎた日々につぶやいたあれこれ

(つづきをかこうかな)

続きを書こうかな

(なんだかいそがしいね)

なんだか忙しいね

(いつかはきせつのかわりめのように)

いつかは季節の変わり目のように

(かこのくうきもなつかしむんだよ)

過去の空気も懐かしむんだよ

(すてきなおわりにあこがれて)

素敵な終わりに憧れて

(もうすぐとどけるから)

もうすぐ届けるから

(いまはこのまま)

今はこのまま

(はろー、ぐっばいねむれないよるに)

ハロー、グッバイ眠れない夜に

(なくしたこえすくって)

無くした声掬って

(めをとじてみたらすこしかわれるかな)

目を閉じてみたら　少し変われるかな

(ほんとうのことはいわないままでいい)

本当のことは言わないままでいい

(とびらをあけてとじまりもせずに)

扉を開けて戸締りもせずに

(とおくはなれててもここにあるから)

遠く離れてても　ここにあるから

(みえなくなっていても)

見えなくなっていても

(きょうはこれから)

今日はこれから

(すてきなおわりにさそわれて)

素敵な終わりに誘われて

(ことばのないせかいへあかりをともす)

言葉のない世界へ　明かりを灯す

(はろー、ぐっばいねむれないよるを)

ハロー、グッバイ眠れない夜を

(とびこえてどこへゆこう)

飛び越えてどこへゆこう

(すきなきせつのみなみかぜがふいた)

好きな季節の　南風が吹いた