切嵌とfairytale

(おとぎばなしこわれたふねゆらしてゆらされてほおがおちる)

御伽噺こわれた舟　揺らして揺らされて頬が堕ちる

(とらえたのはゆりいろのはねくちびるをまほうでけがしたへや)

捕らえたのは百合色の羽　唇を魔法で汚した部屋

(ｄｏｎ’ｔｎｅｅｄａｎｙｔｈｉｎｇｅｌｓｅころがるすず)

（don't need anything else）　転がる鈴

(かきみだしたああｉｏｎｌｙｗａｎｔｅｄｙｏｕ)

搔き乱した　ああ（I only wanted you）

(まじりけのないいんりょくがぼくをはなさない)

混じり気の無い引力が僕を離さない

(ｇｅｔｏｆｆｔｏｌｏｖｅきみのたいおんへうちはなったああ)

Get off to love　君の体温へ　撃ち放った　ああ

(たいはいしたりんりのはなとけるつきよにｆａｉｒｙｔａｌｅ)

退廃した倫理の華　融ける月夜にfairytale

(いいあたえることばはないよがあけてもたそがれにおちてく)

云い与える言葉はない　夜が明けても黄昏に堕ちてく

(くりかえすまじないのはてさくぼうつきはまためぐる)

繰り返す呪いの果て　朔望月はまた巡る

(ｄｏｎ’ｔｎｅｅｄａｎｙｔｈｉｎｇｅｌｓｅここにあると)

（don't need anything else）　此処に在ると

(かんじさせてああｉｏｎｌｙｗａｎｔｅｄｙｏｕ)

感じさせて　ああ（I only wanted you）

(こころとからだそのこえがぼくのまえでくるいざく)

心と身体その声が僕の前で狂い咲く

(ｇｅｔｏｆｆｔｏｌｏｖｅきみのたいおんでうちはなったああ)

Get off to love　君の体温で　撃ち放った　ああ

(ぜんあくはいみをなくしてあきたらずｏｎｅｍｏｒｅ)

善悪は意味を無くして　飽き足らずone more

(ｇｅｔｏｆｆｔｏｌｏｖｅきみのさいおうでうちはなった)

Get off to love　君の最奥で　撃ち放った

(まだしらないきみでないてくれとけるつきよにｆａｉｒｙｔａｌｅ)

まだ知らない君で鳴いてくれ　融ける月夜にfairytale