まるで駄目な女子高生はバンドマンになった

(２０２１ねんふるほんやでみつけたまんが)

2021年 古本屋で見つけた漫画

(しょうねんはふぇんだーてれきゃすたーにゆめをのせていた)

少年はフェンダーテレキャスターに夢を乗せていた

(ねころんでいたあたしのこころはひねくれて)

寝転んでいた私の心はひねくれて

(なりたくもないものにそまろうとおもった)

なりたくもないものに染まろうと思った

(２０２２ねんしょっぴんぐもーるで)

2022年 ショッピングモールで

(ねころびなきつづけてるこどもたちをみた)

寝転び泣き続けてる子供達を見た

(そのすなおさがうらやましかった)

その素直さが羨ましかった

(もうごめんねしかいえなくなってた)

もうごめんねしか言えなくなってた

(ばかにすることはだれにだってできることだ)

バカにする事は誰にだってできることだ

(じぶんのこころがさみしくなるよるも)

自分の心が寂しくなる夜も

(ことばはいきている)

言葉は生きている

(まるでだめなじょしこうせいはばんどまんになった)

まるで駄目な女子高生はバンドマンになった

(ちかしつおんがくがきみのなみだをのんでくれる)

地下室音楽が君の涙を飲んでくれる

(まるでだめなじょしこうせいはばんどまんになった)

まるで駄目な女子高生はバンドマンになった

(ういるすにうばわれたあたしたちのぎゃくしゅうだ)

ウイルスに奪われた私たちの逆襲だ

(ことばがきみといきる)

言葉が君と生きる

(２０２３ねんしもきたざわらいぶはうすで)

2023年 下北沢ライブハウスで

(ばんどのでまちをするしょうじょたちをみた)

バンドの出待ちをする少女達を見た

(きょうもよかったよとくにひょうじょうがよかったよ)

「今日も良かったよ特に表情が良かったよ

(ちなみにわたしのなまえはもうおぼえてくれましたか)

因みに私の名前はもう覚えてくれましたか」

(２０２４ねんあたしはあたしをきらいなまま)

2024年 私は私を嫌いなまま

(ひねくれたこころだけがとしをとる)

ひねくれた心だけが歳をとる

(なにになれるなにになれるあたしはなにになれる)

何になれる？何になれる？私は何になれる？

(なににもなれないあたしなににもなれない)

何にもなれない、私何にもなれない

(まるでだめなじょしこうせいはばんどまんになった)

まるで駄目な女子高生はバンドマンになった

(ちかしつおんがくがきみのこころをあつくさせる)

地下室音楽が君の心をあつくさせる

(まるでだめなじょしこうせいはばんどまんになった)

まるで駄目な女子高生はバンドマンになった

(でんしゃでないたあのよるはむだじゃなかったよね)

電車で泣いたあの夜は無駄じゃなかったよね

(ことばがきみといきる)

言葉が君と生きる

(まるでだめなじょしこうせいはばんどまんになった)

まるで駄目な女子高生はバンドマンになった

(ちかしつおんがくがきみのなみだをのんでくれる)

地下室音楽が君の涙を飲んでくれる

(まるでだめなじょしこうせいはばんどまんになった)

まるで駄目な女子高生はバンドマンになった

(ういるすにうばわれたあたしたちのぎゃくしゅうだ)

ウイルスに奪われた私たちの逆襲だ

(ことばがきみといきる)

言葉が君と生きる

(まるでだめなじょしこうせいはばんどまんになった)

まるで駄目な女子高生はバンドマンになった