漢検準1 その四

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(たにみず)

潤に落ちる(たにorたにみず)

(どくしょのあき きしゅう)

読書の穐/季穐

(あらがねをせいれんする)

鑛(/鉱)を精錬する

(まゆげをぬく)

蛾を抜く

(えりもとをきんぼたんでかざる)

襟元を金釦で釦る

(せんてつはむかしはずくとよばれた)

銑鉄は昔は銑と呼ばれた

(すずをならす)

鐸を鳴らす

(おおいにつめどもふさがらず)

大いに積めども苑がらず

(せんさくにこまりいまだこれをとげず)

舛錯に因り未だ之を遂げず

(あっかはりょうかをくちくする)

悪貨は良貨を駆逐する

(あだばなにみはならぬ)

徒花に実は生らぬ

(こまのまいだおれ)

独楽の舞い倒れ

(たいぼうかんが)

体貌閑雅

(とうろうのおの)

蟷螂の斧

(えんりょなければきんゆうあり)

遠慮なければ近憂あり

(ばんしをぼうげきのもとにまぬかれる)

万死を矛戟の下に免れる

(ろうをいといやすきをむさぼる)

労を厭い安きを貪る

(にわきのせんがいをいらいした)

庭木の揃刈を依頼した

(こうていのみちにかなっている)

孝悌の道に適っている

(ほどうにきりがよどんでいる)

舗道に霧が澱んでいる

など

(えんてんとしてたいがはくだる)

宛転として大河は下る(なめらかに声が発せられるさま)

(まさにじょうかんをゆうはいすべし)

まさに上官を揖拝すべし

(ちょうじゅのそぼにあやかりたい)

長寿の祖母に肖りたい

(さいりなろんりをてんかいする)

犀利な論理を展開する

(このとちにじゅんかしたさくもつだ)

この土地に馴化した作物だ

(おしょくにたいしててっついをくだす)

汚職に対して鉄槌を下す

(こうかのようだいをあんずる)

閤下の容体を案ずる(=閣下)

(ひさしをかしておもやをとられる)

庇を貸して母屋を取られる

(へりくだったいいかたをする)

遜った言い方をする

(すだれでへやをしきる)

簾で部屋を仕切る

(けいりょうきのめもりをせいかくによむ)

計量器の度を正確に読む

(がせきどうようのあつかい)

瓦石同様の扱い(価値ないもののように扱われる)

(こうむる)

蒙る

(ぞくじにはいりやすいはなし ぞくしゅうふんぷんたるさくひん)

俗耳に入りやすい話/俗臭ふんぷんたる作品

(ごこうぎにかんしゃします しんこうなしゃいをひょうする)

ご厚誼に感謝します/深厚な謝意を表する

(けんだかなたいどにでる きょうけんをはつどうする)

権高な態度に出る/強権を発動する

(たいびゅうなきも)

大謬無きも

(あわてるかにはあなへはいれぬ)

慌てる蟹は穴へ這入れぬ

(だんじておこなえばきしんもこれをよく)

断じて行えば鬼神も之を避く

(せんにんのだくだくはいっしのがくがくにしかず)

千人の諾諾は一士の諤諤に如かず(諤諤=正しいと思うことを憚らずに直言する

(てんけいはしゅくせきにあり)

典刑は夙昔にあり

(よがあけて、しとみをあげる)

夜が明けて、蔀を上げる

(ねぎとしてすみよしたいしゃではたらく)

禰宜として住吉大社で働く

(ゆうじんのよしみでしごとをたのむ)

友人の誼で仕事を頼む

(きゅうゆうとさけをのみかわし、こちゅうのてんだ)

旧友と酒と酌み交わし、壺中の天だ

(ゆうずうむげにたいしょする)

融通無碍に対処する

(こしきでにほんしゅのせいぞうじゅんびをする)

甑で日本酒の製造準備をする

(そうたくにこどもがまよいこむ)

藪沢に子供が迷い込む

(ひでよしのここうのしんとしてつかえた)

秀吉の股肱の臣として仕えた

(くちにはいるものならあんまのふえでも)

口に入るものなら按摩の笛でも(どんな物でも意地汚く食べるたとえ)

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