ゼラニウム
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歌詞(問題文)
(ろくがつのあめはすこしさびしげで)
六月の雨は少し寂しげで
(はなたちもひかりをまっているよう)
花達も光を待っているよう
(どうしてひとりいってしまったの)
どうして一人いってしまったの
(ときにあなたをせめたりもした)
時にあなたを責めたりもした
(うかんではきえていくきおくのなか)
浮かんでは消えていく記憶の中
(なみだがかれるほどないて)
涙が枯れるほど泣いて
(それでもさいごにのこるのは)
それでも最後に残るのは
(せかいでいちばんやさしいあのこえ)
世界で一番優しいあの声
(みどりのなかをあなたをおいかけた)
緑の中を あなたを追いかけた
(いつしかふたりはとけあいそらにまう)
いつしか二人は溶け合い 空に舞う
(みずたまりのうえはしゃぐこどもたち)
水たまりの上はしゃぐ子供達
(いえじにむかいかけぬけていく)
家路に向かいかけ抜けて行く
(もうどれくらいこのへやでひとり)
もうどれくらいこの部屋で一人
(くりかえすひびをかさねてきただろう)
繰り返す日々を重ねてきただろう
(まどのそとあめあがりのそらには)
窓の外雨上がりの空には
(しずかにゆうひがしずんで)
静かに夕陽が沈んで
(いちにちのおわりをつげるころ)
一日の終わりを告げる頃
(ただいまおかえりちいさくつぶやく)
「ただいま」「おかえり」小さく呟く
(みどりのなかをあなたをおいかけた)
緑の中を あなたを追いかけた
(いつしかふたりはとけあいそらにまう)
いつしか二人は溶け合い 空に舞う
(いつかわたしもたびだつとき)
いつか私も旅立つ時
(かならずあなたのもとにいくから)
必ずあなたの元に行くから
(そのときはまよわずにだきしめて)
その時は迷わずに抱きしめて
(そしてわたしをほめて)
そして私を褒めて
(ぜらにうむがゆれている)
ゼラニウムが揺れている
(かぜのなかであなたがほほえんでる)
風の中で あなたが微笑んでる