死んでもいいと思う程に眠りたいことがある
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歌詞(問題文)
(あたまがおもいからくびをまげている)
頭が重いから首を曲げている
(すずらんのはなのように)
鈴蘭の花のように
(めにみえない)
目に見えない
(いのちとなづけられたものに)
命と名付けられたものに
(とらわれているのだ)
囚われているのだ
(ものすごくたいせつなのに)
物凄く大切なのに
(どういうわけかだれもしらない)
どういうわけか誰も知らない
(そうやってとらわれることで)
そうやって囚われることで
(いきている)
生きている
(こうやってことばにしないと)
こうやって言葉にしないと
(いきていることがあいまいになって)
生きていることが曖昧になって
(しまいにはゆめでしたなんてさ)
終いには夢でしたなんてさ
(そんなゆめでした)
そんな夢でした
(ふとんのなかにうまったじぶんの)
布団の中に埋まった自分の
(からだをみつけた)
身体を見つけた
(あぁちゃんとある)
あぁちゃんとある
(そのなんでもないことで)
そのなんでもないことで
(なにもないことにきずく)
なにもないことに気尽く
(せかいじゅうのしあわせをかきあつめたような)
世界中の幸せを搔き集めたような
(おはかからでられないのは)
お墓から出られないのは
(さむさのせいではないだろう)
寒さのせいではないだろう
(ふゆのうしろには)
冬の後ろには
(はるがならんでいるように)
春が並んでいるように
(しあわせなときほど)
幸せな時ほど
(ゆううつがうしろでまっているきがした)
憂鬱が後ろで待っている気がした
(きっといまかいまかと)
きっと今か今かと
(りちぎにじゅんばんまちをしている)
律儀に順番待ちをしている
(まじめなやつなんだ)
真面目な奴なんだ
(うまれたときに)
生まれたときに
(じっこうされたこーどがまだうごいてる)
実行されたコードがまだ動いてる
(えらーしょりはなされてないようだ)
エラー処理は為されてないようだ
(ふかくふかく)
深く深く
(かせきみたいにこびりついたふとんのなか)
化石みたいにこびりついた布団の中
(もうはるがさく)
もう春が咲く
(さむさのせいじゃないようだ)
寒さのせいじゃないようだ
(まどをけるさくらがよぶ)
窓を蹴る桜が呼ぶ
(どうしてきれいなものは)
どうして綺麗なものは
(かれたりちったりするのだろう)
枯れたり散ったりするのだろう
(このままじゃいられないのだろうか)
このままじゃいられないのだろうか
(かなしいみたいみたいだ)
悲しいみたいみたいだ
(ふとんのなかにうまったわたしは)
布団の中に埋まった私は
(いきているだろうか)
生きているだろうか
(つちのなかにうまったあなたと)
土の中に埋まった貴方と
(なにがちがうのだろうか)
何が違うのだろうか
(ねむたいとしにたいは)
眠たいと死にたいは
(にているきがした)
似ている気がした
(しんでもいいとおもうほどに)
死んでもいいと思う程に
(ねむりたいことがある)
眠りたいことがある
(だいたいでねむればいいんだ)
代替で眠ればいいんだ
(どうしてわたしのまえから)
どうして私の前から
(いなくなったりするんだよ)
いなくなったりするんだよ
(わたしもあなたのまえから)
私も貴方の前から
(いなくなってしまうだろう)
いなくなってしまうだろう
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