ふたりがけ安楽椅子
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歌詞(問題文)
(つうがくろにきせつのはな)
通学路に季節の花
(おきにいりのぺーじにはさんで)
お気に入りの頁に挟んで
(しまいまでよんでたらいつしか)
仕舞いまで読んでたらいつしか
(ひとつふたつみっつみすてりい)
『ひとつ ふたつ みっつ みすてりゐ』
(あめもあがりおさげもはねた)
雨もあがりおさげも跳ねた
(いろははにほほへと)
『いろは はにほ ほへと』
(なぞなぞしようたんきゅうしよう)
謎々しよう 探求しよう
(ぺーじが)
「頁が――――」
(まよいかぜひゅうとはこんでった)
迷い風ひゅうと運んでった
(はらひらまうせいしゅんはまつげにのこったなみだ)
「はらひら舞う青春は睫毛に残った泪。
(はしるうちかわいてきえるなごりもなくそれでいい)
走るうち乾いて消える。名残りもなく。それでいい」
(せのびしてえらんだほんが)
背伸びして選んだ本が
(よっついつつむっつみすてりい)
『よっつ いつつ むっつ みすてりゐ』
(いつかきみをおとなにする)
いつかきみを大人にする
(はにほほへといろは)
『はにほ ほへと いろは』
(あらいしゅのそらせをおいかけ)
洗朱の空 背を追いかけ
(かえりましょうものがたりのうみへ)
帰りましょう 物語の海へ
(だからかくことやめないで)
「だから書くことやめないで。
(いつまでだってといてあげるからたんていでありつづけるから)
いつまでだって解いてあげるから、探偵であり続けるから。
(きっとずっと)
きっと、ずっと」
(いうないうなみなまでいうな)
『云うな 云うな みなまで云うな』
(はなまうせいしゅんはまつげにのこったなみだ)
「花舞う青春は睫毛に残った泪。
(はしるうちかわいてきえるなごりもなく)
走るうち乾いて消える。名残りもなく」
(ぜったいかくことやめないで)
「ぜったい書くことやめないで。
(いつまでだってといてあげるからたんていでありつづけるから)
いつまでだって解いてあげるから、探偵であり続けるから。
(ずっとふたりがけ)
ずっとふたりがけ」