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順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 subaru 7150 7.4 96.3% 60.0 446 17 7 2024/05/08
2 momo 3334 D 3.6 92.9% 1452.8 5242 398 83 2024/05/17
3 daifuku 3289 D 3.5 93.7% 1521.1 5361 357 83 2024/05/10
4 ちどり 3283 D 3.9 85.3% 60.0 238 41 3 2024/05/07

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問題文

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(わがくにでりようされているれっしゃやじどうしゃ、ふねなどののりものは、)

わが国で利用されている列車や自動車、船などの乗り物は、

(そのほとんどがこくさんのものである。)

そのほとんどが国産のものである。

(これにたいして、げんざいうんこうされているりょかくきは、すべてかいがいからゆにゅうしたものだ。)

これに対して、現在運行されている旅客機は、すべて海外から輸入したものだ。

(それは、こくさんのひこうきが2006ねん9がつに、こくないのぜんろせんから)

それは、国産の飛行機が2006年9月に、国内の全路線から

(いんたいしたためである。)

引退したためである。

(こくさんのりょかくきがはじめてにほんのそらをとんだのは、1962ねん8がつのことであった。)

国産の旅客機が初めて日本の空を飛んだのは、1962年8月のことであった。

(それから3ねんごに、さまざまなこんなんをのりこえて、ようやくこくないのろせんで)

それから3年後に、さまざまな困難を乗り越えて、ようやく国内の路線で

(えいぎょうをはじめることができた。)

営業を始めることができた。

(これまでおなじかたのりょかくきは、ぜんぶで182きつくられた。そのあと、30ねんいじょうと)

これまで同じ型の旅客機は、全部で182機作られた。その後、30年以上と

(いうながいきかんにわたり、つかわれつづけてきたこうくうきはほかにれいをみない。)

いう長い期間に渡り、使われ続けてきた航空機は他に例を見ない。

(はじめてのこくさんきであったため、きたいはじょうぶにつくられた。)

初めての国産機であったため、機体は丈夫に造られた。

(それが、ちょうじゅなりょかくきになったいちいんである。すでに、こくないのろせんから)

それが、長寿な旅客機になった一因である。すでに、国内の路線から

(いんたいしたが、そのつくりがじょうぶなため、かいがいにゆしゅつされたきたいには、げんえきで)

引退したが、その造りが丈夫なため、海外に輸出された機体には、現役で

(とびつづけているものもすくなくない。)

飛び続けているものも少なくない。

(たいやふぃりぴんなどでは、おおくのきたいがいまもかつやくしている。)

タイやフィリピンなどでは、多くの機体が今も活躍している。

(わがくには、1945ねんにだいにじせかいたいせんではいせんすると、)

わが国は、1945年に第二次世界大戦で敗戦すると、

(れんごうこくぐんのそうしれいぶ(ghq)によりひこうきのうんこうやせいぞうなど、すべてについて)

連合国軍の総司令部(GHQ)により飛行機の運航や製造など、すべてについて

(きんしされた。そのあと、1956ねんになると、このせいやくかいほうされ、)

禁止された。その後、1956年になると、この制約解放され、

(ちゅうがたのゆそうきをせいぞうするけいかくをうちだした。よくねんには、きほんてきなこうそうをまとめる)

中型の輸送機を製造する計画を打ち出した。翌年には、基本的な構想をまとめる

(ため、ゆそうきをせっけいするきょうかいをせつりつされた。)

ため、輸送機を設計する協会を設立された。

など

(とうじ、こっかぷろじぇくととしてゆうせんじゅんいのたかいものには、しんかんせんやこうそくどうろ)

当時、国家プロジェクトとして優先順位の高いものには、新幹線や高速道路

(があった。それらには、たがくのよさんがとうじられていた。)

があった。それらには、多額の予算が投じられていた。

(いっぽう、ゆそうきのせいぞうにとうにゅうされたよさんはしょうがくであった。)

一方、輸送機の製造に投入された予算は少額であった。

(そのじょうけんでもたんとうしゃのどりょくにより、りょかくきがかんせいした。)

その条件でも担当者の努力により、旅客機が完成した。

(これが、ysー11とよばれるきしゅである。)

これが、YSー11と呼ばれる機種である。

(yとsは、きょうかいのめいしょうであるゆそうきせっけいのいにしゃるをしようした。)

YとSは、協会の名称である輸送機・設計のイニシャルを使用した。

(また、さいしょのすうじ1は、とうさいされるえんじんのだい1あんで、)

また、最初の数字1は、搭載されるエンジンの第1案で、

(つぎの1もきたいせっけいのだい1あんにゆらいする。)

次の1も機体設計の第1案に由来する。

(ysー11のとくちょうは、ていいんが64にんのぷろぺらきで、ちゅうがたのおおきさを)

YSー11の特徴は、定員が64人のプロペラ機で、中型の大きさを

(ほじしながら、1200mきゅうのみじかいかっそうろにりちゃくりくがかのうなてんである。)

保持しながら、1200m級の短い滑走路に離着陸が可能な点である。

(これは、おおがたぷろぺらがじめんちかくまでのび、おおきくせりだすふらっぷを)

これは、大型プロペラが地面近くまで伸び、大きくせり出すフラップを

(へいちがすくなくりとうがおおいため、ながいかっそうろをけんせつするのがこんなんなにほんのとちがら)

平地が少なく離島が多いため、長い滑走路を建設するのが困難な日本の土地柄

(をかんがえたせいのうである。これがさいだいのせーるすぽいんとで、かいがいのこうくうがいしゃへも)

を考えた性能である。これが最大のセールスポイントで、海外の航空会社へも

(ゆしゅつされた。)

輸出された。

(またしゅよくは、せいびしやすく、ちゃくすいじにきたいがういているじかんがながくなることを)

また主翼は、整備し易く、着水時に機体が浮いている時間が長くなることを

(こうりょし、どうたいかにつばさがつくけいじょうにした。)

考慮し、胴体下に翼が付く形状にした。

(じゅんこうこうどはつうじょうやく3300mと、おおがたじぇっときの3ぷんの1ていどしか)

巡航高度は通常約3300mと、大型ジェット機の3分の1程度しか

(じょうしょうしないので、まどがわのざせきからちじょうのけしきをよくながめることができた。)

上昇しないので、窓側の座席から地上の景色をよく眺めることができた。

(そのはんめん、ysー11はおおがたきにくらべると、ゆれるひこうきとしても)

その反面、YSー11は大型機に比べると、揺れる飛行機としても

(しられていた。きりゅうのみだれによわく、あくてんこうじにはおおきくゆれることがあった。)

知られていた。気流の乱れに弱く、悪天候時には大きく揺れることがあった。

(とくに、ちゃくりくじにていくうをひこうするあいだははげしく、ぜんぽうのざせきふきんでは)

特に、着陸時に低空を飛行する間は激しく、前方の座席付近では

(そうとうなものであった。さらに、にもつのしゅうのうだなはざせきじょうぶにあるが、)

相当なものであった。さらに、荷物の収納棚は座席上部にあるが、

(うわぎやぼうしなどのかるいにもつしかしゅうのうできない。)

上着や帽子などの軽い荷物しか収納できない。

(おおきなにもつはとうじょうまえにてにもつとしてあずけるか、ざせきのもとにおくひつようがあった。)

大きな荷物は搭乗前に手荷物として預けるか、座席の下に置く必要があった。

(ひこうきのじゅみょうは、20~25ねんといわれているが、30ねんいじょうもおおぞらを)

飛行機の寿命は、20~25年といわれているが、30年以上も大空を

(とびつづけたysー11には、げんざいもおおくのふぁんがいる。)

飛び続けたYSー11には、現在も多くのファンがいる。

(しかし、にほんではこのひこうきいご、りょかくきはせいぞうされず、さいごのこくさんのりょかくきと)

しかし、日本ではこの飛行機以後、旅客機は製造されず、最後の国産の旅客機と

(なった。)

なった。

(このysー11は、さくねん7がつにきかいいさんへにんていされた。)

このYSー11は、昨年7月に機械遺産へ認定された。

(きかいいさんのもくてきは、れきしにのこるきかいぎじゅつやそれにかんれんするいさんをたいせつにほぞんし、)

機械遺産の目的は、歴史に残る機械技術やそれに関連する遺産を大切に保存し、

(ぶんかてきないさんとしてつぎのせだいにつたえることである。)

文化的な遺産として次の世代に伝えることである。

(きかいぎじゅつのはってんしじょうにおいて、じゅうようなせいかをしめすもので25けんがせんていされた。)

機械技術の発展史上において、重要な成果を示すもので25件が選定された。

(のりものでは、しょだいのしんかんせんしゃりょうやたんくしきじょうききかんしゃなどがふくまれている。)

乗り物では、初代の新幹線車両やタンク式蒸気機関車などが含まれている。

(これらがにんていされたりゆうは、きかいぎじゅつとしてながいあいだにわたってこくみんのせいかつやぶんか、)

これらが認定された理由は、機械技術として長い間に渡って国民の生活や文化、

(しゃかいにたいしてこうけんしたからである。そして、はじめてかいはつされたもの、げんそんする)

社会に対して貢献したからである。そして、初めて開発されたもの、現存する

(さいこのもの、いぜんつかわれたきかいでしようされているさいごのもの、というきじゅんに)

最古のもの、以前使われた機械で使用されている最後のもの、という基準に

(がっちする。ysー11にかんしては、ちほうくうこうやりとうへのうんこうで、)

合致する。YSー11に関しては、地方空港や離島への運航で、

(いんたいまでにおおくのりようきゃくをはこんだこうせきがひょうかされたといえる。)

引退までに多くの利用客を運んだ功績が評価されたといえる。

(このようなじだいのながれをはいけいにしながら、にほんは40ねんぶりに、)

このような時代の流れを背景にしながら、日本は40年ぶりに、

(こくさんりょかくきのけんきゅうかいはつをすいしんしている。じゅうらいのえんじんよりもねんりょうのこうりつが)

国産旅客機の研究開発を推進している。従来のエンジンよりも燃料の効率が

(かくだんにたかく、ていこすとをじつげんしかんきょうにもてきごうする、)

格段に高く、低コストを実現し環境にも適合する、

(じせだいにむけたこがたこうくうきようのじゅんこくさんえんじんをかいはつちゅうである。)

次世代に向けた小型航空機用の純国産エンジンを開発中である。

(けんきゅうしているのは、うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこう(jaxa)の)

研究しているのは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の

(こくさんりょかくきちーむである。)

国産旅客機チームである。

(このちーむは、みんかんこうくうきのきばんぎじゅつぷろぐらむに、きょうどうかいはつとしてさんかきょうりょく)

このチームは、民間航空機の基盤技術プログラムに、共同開発として参加協力

(している。このけんきゅうでは、ほゆうしているおおがたのふうどうやえんじんしけんせつびなどを)

している。この研究では、保有している大型の風洞やエンジン試験設備などを

(へいようし、ちょくせつてきなぎじゅつしえんをいっている。さらに、こくさんりょかくきおよび、)

併用し、直接的な技術支援を行っている。さらに、国産旅客機及び、

(こくさんえんじんぎじゅつのこうどかのためにけんきゅうをすすめている。)

国産エンジン技術の高度化のために研究を進めている。

(げんざいかいはつちゅうであるこがたりょかくきは、70~90にんのりがそうていされている。)

現在開発中である小型旅客機は、70~90人乗りが想定されている。

(このくらすは、ちほうのこうくうかんをむすぶろせんにてきしており、)

このクラスは、地方の航空間を結ぶ路線に適しており、

(これからもせかいてきなじゅようがおおくなるとよそうされている。あたらしいこくさんきのとくちょうは、)

これからも世界的な需要が多くなると予想されている。新しい国産機の特徴は、

(すでにせかいでうんようされているきょうごうきとひかくしても、ぬきんでたかいてきせいと)

すでに世界で運用されている競合機と比較しても、抜きん出た快適性と

(うんこうによるけいざいせいがりょうりつしたてんである。せいぞうこすとをおさえることにより)

運航による経済性が両立した点である。製造コストを抑えることにより

(きたいのかかくをさげ、ねんぴにおいてはきょうごうするきしゅとくらべ20%いじょうも)

機体の価格を下げ、燃費においては競合する機種と比べ20%以上も

(かいぜんされるという。さらに、かいてきせいのくふうは、きゃくしつないのせっけいやざせきのはいちに)

改善されるという。さらに、快適性の工夫は、客室内の設計や座席の配置に

(おおくみられる。)

多く見られる。

(ysー11いらい、こくさんりょかくきをせいぞうしたことのないにほんは、おうべいめーかーに)

YSー11以来、国産旅客機を製造したことのない日本は、欧米メーカーに

(ぶひんをていきょうするにすぎなかった。しかし、ひこうきをとばすことは、)

部品を提供するに過ぎなかった。しかし、飛行機を飛ばすことは、

(にほんのえんじにあたちのゆめであり、ひがんであった。これがじつげんできれば、)

日本のエンジニアたちの夢であり、悲願であった。これが実現できれば、

(このぶんやでも、にほんはぎじゅつせんしんくにのなかまいりができる。)

この分野でも、日本は技術先進国の仲間入りができる。

(そして、せかいてきにもさいせんたんのぎじゅつをていきょうし、せかいのしれつなしじょうに)

そして、世界的にも最先端の技術を提供し、世界の熾烈な市場に

(さんにゅうできるぎじゅつりょくをかねそなえてほしい。こんごは、ysー11のこうけいきとして、)

参入できる技術力を兼ね備えてほしい。今後は、YSー11の後継機として、

(こくさんりょかくきがにほんだけでなく、せかいのおおぞらでかつやくすることをきたいしている。)

国産旅客機が日本だけでなく、世界の大空で活躍することを期待している。

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