雨は実刑
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歌詞(問題文)
(せいかいはがいしてわからないもの)
正解は概して分からないもの
(きたいちむしでらいふをかけてる)
期待値無視でライフを賭けてる
(にえきらないいつものあたまが)
煮え切らないいつもの頭が
(だれもいないしょっくでねこめる)
誰も居ないSHOCKで寝込める
(もういいやぬれてかえろ)
もういいや、濡れて帰ろ
(あさぎいろのそらはしずりだすの)
浅葱色の空は雫り出すの
(もういいやぬれてかえろ)
もういいや、濡れて帰ろ
(しついのかえりじにふりきたるは)
失意の帰り路に降り来たるは
(あめあめわたしこどもじゃないのにさ)
雨、雨、私子供じゃないのにさ
(かみしめていのち)
噛み締めて 命
(だれかれかまうじかんがおしくてさ)
誰彼構う時間が惜しくてさ
(いきてるすがたがほしい)
生きてる姿が欲しい
(でもきみがおもうようなたいぷじゃないしな)
でもきみが思うような貌じゃないしな
(あるくそくどはこどくのぺーす)
歩く速度は孤独のペース
(でもあんなにおうへいじゃしかたないよな)
でもあんなに横柄じゃ仕方ないよな
(まだらにしたてるこのあめ)
斑に仕立てるこの雨
(むろんたいしたつみじゃない)
無論大した罪じゃない
(それとこれとはかみあわないせかい)
陰と陽とは嚙み合わない世界
(だいたいちいさなしこうのちがいが)
大体、小さな嗜好の違いが
(なんになるっていうのさ)
何になるって言うのさ!
(あなたのそんげんはどこから)
あなたの尊厳は何処から
(ほねのずいから)
骨の髄から?
(むしろなんにもなくてから)
むしろ何にもなくて空?
(ならきっとこのてんてきは)
ならきっとこの天滴は
(いいくすりになる)
いい薬になる
(もういいやぬれてかえろ)
もういいや、濡れて帰ろ
(このからだごとそらにほうりだすの)
この身体ごと空に放り出すの
(もういいやぬれてかえろ)
もういいや、濡れて帰ろ
(にげおつなにものにおいうつは)
逃げ落つ何者に追い撃つは
(あめあめくらやみでみえない)
雨、雨、暗闇で見えない
(くものうえからめぐすり)
雲の上から目薬
(あめらめいりのみちをあるくときは)
雨、ラメ入りの道を歩く時は
(はっぽうにちゅういを)
八方に注意を
(でもきみがおもうようなたいぷじゃないしな)
でもきみが思うような貌じゃないしな
(このいきかたじゃこどくがべーす)
この生き方じゃ孤独がベース
(ああひとよるぽっちのじごくがどうした)
ああ一夜ぽっちの地獄がどうした
(にげだしてはだめ)
逃げ出してはダメ
(あたりまえにうちのされた)
当たり前に打ち伸された
(ひとりはよかぜをあびせられて)
一人は夜風を浴びせられて
(あるいていろあるいてみろ)
「歩いていろ、歩いてみろ」
(あたたかいつもりよるのたいよう)
暖かいつもり 夜の太陽
(あたりまえにゆるまされた)
当たり前に弛まされた
(ずがいがなにかをしぼりだして)
頭蓋が何かを絞り出して
(もういいやぬれてかえろ)
「もういいや、濡れて帰ろ」
(しんだかんせいのそだつおと)
死んだ感性の育つ音
(あめあめひとりよみちにまうひとよ)
雨、雨、一人 夜道に舞う人よ
(あめあめつぎにみちをぬらすときは)
雨、雨、次に道を濡らすときは
(さまがわるわたし)
様変わる私
(あめあめこのむすうのやわいはりが)
雨、雨、この無数の柔い針が
(ふりそそぐじけんは)
降り注ぐ事件は、
(あめあめんなかはちのすになっていた)
雨、雨ン中蜂の巣になっていた
(わたしはわけありのこ)
私は訳アリの子
(あめあめわたしおぼれてる)
雨、雨、私 溺れてる
(あめあめわたしよわみずく)
雨、雨、私 弱みずく
(あめあめわたしろくじゃなし)
雨、雨、私 碌じゃなし
(あめあめわたしあまざらし)
雨、雨、私 雨晒し