フィラメント

(たしかなねつをむねにかんじたのはあのひから)

確かな熱を胸に感じたのはあの日から

(こういもあくいもまどうほどおぼえた)

好意も悪意も惑うほど憶えた

(ついおくのなかのすがたはいつもあらがっていた)

追憶の中の姿はいつも抗っていた

(えんのうえをまわるためにあるいてたんじゃない)

円の上を回るために歩いてたんじゃない

(はいいろのきりでかすむあれちをつよくふみしめ)

灰色の霧で霞む荒れ地を強く踏みしめ

(こわくないこわくないだれがために？)

「怖くない　怖くない」　誰が為に？

(ｉ’ｍｐｒｏｕｄｏｆｍｙｈｉｓｔｏｒｙここにいるのは)

I'm proud of my history　ここにいるのは

(ｉｄｏｎ’ｔｎｅｅｄｓｙｍｐａｔｈｙたちむかったもの)

I don't need sympathy　立ち向かったもの

(ながれこむおもいをかてにいのちもやすふぃらめんと)

流れ込む思いを糧に　命燃やすフィラメント

(むけられたえみもなみださえもすべてちからにかえてみせよう)

向けられた笑みも涙さえも　全て力に変えてみせよう

(つよいふりもしんじつにしてじぶんをしんじられたのはあなたがいてくれたから)

強いフリも真実にして　自分を信じられたのは　あなたがいてくれたから

(たしかなねつをむねにかんじたままあがいてた)

確かな熱を胸に感じたまま足掻いてた

(もうこれいじょうさらけだすものがあるだろうか)

もうこれ以上さらけ出すものがあるだろうか

(きょぞうがじつぞうをこえゆめをみられるじだいでも)

虚像が実像を超え夢を見られる時代でも

(いやなんだいやなんだうそだけは)

「嫌なんだ　嫌なんだ」　嘘だけは

(ｉ’ｍｐｒｏｕｄｏｆｍｙｈｉｓｔｏｒｙどこにいたって)

I'm proud of my history　どこにいたって

(ｉｗａｎｎａｈａｖｅｅｍｐａｔｈｙこえはきこえる)

I wanna have empathy　声は聞こえる

(あふれだすいしにふるえはげしくもえるふぃらめんと)

溢れ出す意思に震え　激しく燃えるフィラメント

(うけとめたものがにくしみでもすべてひかりにかえてみせよう)

受け止めたものが憎しみでも　全て光に変えてみせよう

(やみのきれまにみえたひとりじゃとどかないあすもあなたがいてくれるなら)

闇の切れ間に見えた　一人じゃ届かない明日も　あなたがいてくれるなら

(どんなときもつながっているこうかふこうかきょりはきえてく)

どんな時も繋がっている　幸か不幸か距離は消えてく

(うぞうむぞうのくものなかでじぶんをしめせふぃらめんと)

有象無象の雲の中で　自分を示せフィラメント

(めめんともりをくちにしながらひゃくねんさきもあらがいつづけよう)

メメントモリを口にしながら　100年先も抗い続けよう

(ふれることのできないねつりょうをあなたとともにこときれるそのときまで)

触れることのできない　熱量をあなたと共に　こと切れるその時まで