Justitia

(かぜにゆらいでゆくにびいろのひかりてらすせかいで)

風に揺らいでゆく　鈍色の光照らす世界で

(いまえらぼうそのせいぎを)

今選ぼうその正義を

(かるがるしくくちにはできないことばがみなひとしくそこにある)

軽々しく口にはできない　言葉が皆等しくそこにある

(ほどけてばらばらになりかけたかくごもきずながつないでくれた)

ほどけてバラバラになりかけた覚悟も　絆が繋いでくれた

(ひとりではとべないみじゅくなてんしふりそそぐさだめを)

一人では飛べない未熟な天使　降り注ぐ運命を

(つばさよりそわせとびこえてゆけるかさねたてにちかった)

翼寄り添わせ飛び越えてゆける　重ねた手に誓った

(かぜにゆらいでゆくにびいろのひかりてらされ)

風に揺らいでゆく　鈍色の光照らされ

(ためされたこころつなぐもの)

試された　心繋ぐもの

(しんじきれるせなかあずけすすむ)

信じ切れる　背中預け進む

(このみちになにがまっていても)

この道に何が待っていても

(いまえらぼうこのてでつかもうそのせいぎを)

今選ぼう　この手でつかもう　その正義を

(せかいからまたひとつうしなわれぬけおちてきえてしまういろがある)

世界からまた一つ喪われ　抜け落ちて消えてしまう色がある

(こぼれててのひらにすくえないすべてのいきてきたあかしつむごう)

零れて手のひらに掬えない全ての　生きてきた証紡ごう

(ひとりのこされたしつよくのてんしそびえたつさだめを)

独り残された失翼の天使　聳え立つ運命を

(のこされたあしでのりこえていこうもうこころまどわない)

遺された脚で乗り越えて行こう　もう心惑わない

(かぜにゆらいでいくにびいろにそまるせかいで)

風に揺らいでいく　鈍色に染まる世界で

(きえかけたちかいつなぐもの)

消えかけた誓い　繋ぐもの

(しんじきろうじぶんのよわさ)

信じきろう　自分の弱さ

(とぶことをおそれきずついたとしても)

翔ぶことを恐れ傷ついたとしても

(いまふみだそうこのてでとりもどすそのせいぎを)

今踏み出そう　この手で取り戻す　その正義を

(かたちのないそんざいしょうめい)

形のない存在証明

(ふあんにかられてしまっても)

不安に駆られてしまっても

(つづくあおいこのそらつながりめぐる)

続く青いこの空　繋がり巡る

(せかいはかならずいつかてをのばすよ)

世界は必ずいつか　手を伸ばすよ

(ひとりではとべないかたよくのてんしふりそそぐさだめを)

独りでは飛べない片翼の天使　降り注ぐ運命を

(つばさよりそわせとびこえてゆけるもうにどとまよわない)

翼寄り添わせ飛び越えてゆける　もう二度と迷わない

(かぜにゆらいでいくにびいろのひかりしりぞけ)

風に揺らいでいく　鈍色の光退け

(かたくむすばれたこころなら)

固く結ばれた心なら

(しんじきれるせなかあずけすすむ)

信じきれる　背中預け進む

(このみちになにがまっていても)

この道に何が待っていても

(いまえらぼうこのてでつかもうそのせいぎを)

今選ぼうこの手でつかもう　その正義を