置き捨て小傘怨み節
東方曲 No.172
以下敬称略
凋叶棕 http://www.rd-sounds.com/
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vocal : めらみぽっぷ
置き捨て小傘恨み節
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アルバム : 謡
原曲 万年置き傘にご注意を
追記 24/6月14日投稿
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歌詞(問題文)
(はるかむかしかついぞきのうか)
遥か昔か終ぞ昨日か
(うまれもしらぬ)
生まれも知らぬ
(わがみなれども)
我が身なれども
(このむねのおくにやどるとうかは)
この胸の奥に宿る灯火は
(かつてのあるじをもとめて)
嘗ての主を求めて
(とうかひとついきさきてらす)
灯火一つ 行き先照らす
(どうていはるかなたびじなれども)
道程遥かな 旅路なれども
(つのるおもいにこころをじらす)
募る思いに 心を焦らす
(こんなのくにもなりゃせんと)
こんなの苦にも なりゃせんと
(おぼろげなきおく)
おぼろげな記憶
(さてもこいしく)
さても恋しく
(あのてのぬくもりを)
あの手の温もりを
(どうかもいちど)
どうかも一度
(あなたにいだかれた)
あなたに抱かれた
(かつてのばしょへ)
かつての場所へ
(かんなんしんくをのりこえて)
艱難辛苦を 乗り越えて
(ちょうちんあんどん)
提灯行灯
(じゃのめゆらして)
蛇の目揺らして
(げたのおとひびくさき)
下駄の音響く先
(どこまでもあなた・・・)
どこまでもあなた…
(ああいとおしきひとよわれがしゅ)
ああ愛おしきひとよ我が主
(せんりのはてよりいままいらんと)
千里の果てより今参らんと
(むねのひにこがされあゆむこのみち)
胸の火に焦がされ歩むこの道
(あるじのもとへとつづくこのこいじ)
主のもとへと続くこの恋路
(みわたすかぎりのあまがさもよう)
見渡す限りの雨傘模様
(しとどさざめくつれあいのなかに)
しとどさざめく連れ合いの中に
(あなたはひとりかたをぬらして)
あなたは独り肩を濡らして
(あめのあがりをまつのでしょう)
雨の上がりを待つのでしょう
(あまがさなんぞはしゅじんにもたれ)
雨傘なんぞは主人に持たれ
(あめにみさらすのがしあわせだから)
雨に身晒すのが幸せだから
(わちきはかならずそのてにもどり)
わちきは必ずその手に戻り
(きっとこのみをささげましょう)
きっとこの身を捧げましょう
(すなばらい)
砂払い
(かためかくして)
片目隠して
(げたのおとひびくさき)
下駄の音響く先
(いつまでもあなた・・・)
いつまでもあなた…
(ああいとおしきひとよわれがしゅ)
ああ愛おしきひとよ我が主
(そでふれあうのはあなたですかと)
袖振れ合うのはあなたですかと
(むねのひにこがされさがすこのみち)
胸の火に焦がされ探すこの道
(あるじのもとへつづくこのこいじ)
主のもとへ続くこの恋路
(あめにけぶる)
雨にけぶる
(なつかしきかげ)
懐かしき影
(そのてにはみしらぬ)
その手には見知らぬ
(あまがさのすがた・・・)
雨傘の姿…
(ああうらめしきひとよわれがしゅ)
ああ恨めしきひとよ我が主
(もえるもえあがるおにびをむねに)
燃える燃え上がる鬼火を胸に
(いくさきもわからぬかさがひとり)
行く先も分らぬ傘が独り
(おきずてしょうかさのうらみぶし)
置き捨て小傘の怨み節