夕立、君と隠れ処

(はじまりもないとぼやいてあるくだけ)

始まりも無いと　ぼやいて歩くだけ

(そんなかえりみち)

そんな帰り道

(きみのこえがきこえふりかえられずに)

君の声が聞こえ　振り返られずに

(むねをいためてた)

胸を痛めてた

(だれもいないそらきたいしてたり・・・なにもできないとあきらめて)

誰もいない空　期待してたり…　何も出来ないと諦めて

(おなじかえりみちそんなまいにちやだよやだよとかなげいたら)

同じ帰り道　そんな毎日　ヤダよヤダよとか嘆いたら

(しずく、むすうのおとあまやどり、ふたりきり)

雫、無数の音　雨宿り、二人きり

(めせんもあわせずにことばをさがしてる)

目線も合わせずに　言葉を探してる

(やまないでゆうだちえいえんにかくしてよ)

やまないで夕立　永遠に隠してよ

(ふたりのかくれがをやさしくつつんでよ)

二人の隠れ処を　やさしく包んでよ

(そんなこともあって)

そんなこともあって

(またすきになって)

また好きになって

(そしてちかづけず・・・)

そして近づけず…

(いしきしすぎなんだ)

意識しすぎなんだ

(でもきっかけとか)

でもきっかけとか

(あればくろうしない)

あれば苦労しない

(だれもいないそら)

誰もいない空

(またきみがきて、)

また君が来て、

(まってじゅんびとかいるんです)

待って準備とかいるんです

(だけどまたぽつり)

だけどまたポツリ

(そらがあやしい)

空が怪しい

(うんめいいたずらこまります)

運命いたずら困ります

(しずく、むすうのおと)

雫、無数の音

(あまやどり、ふたりきり)

雨宿り、二人きり

(めせんがたまにあい、)

目線がたまにあい、

(ことばがつむがれる)

言葉が紡がれる

(やまないでゆうだち)

やまないで夕立

(えいえんにかくしてよ)

永遠に隠してよ

(ふたりのかくれがを)

二人の隠れ処を

(やさしくつつんでよ)

優しく包んでよ

(てれたかおがいいの？)

照れた顔がいいの？

(きみはずるいひとね・・・)

君はズルい人ね…

(ふたりだけのそら、)

二人だけの空、

(きたいしてたのに)

期待してたのに

(とぎれとぎれでもうれしくて)

途切れ途切れでも嬉しくて

(おなじかえりみち、)

同じ帰り道、

(そんなまいにち)

そんな毎日

(ずっとずっとゆめみてたから・・・)

ずっとずっと夢見てたから…

(しずく、むげんのこい)

雫、無限の恋

(ないてるよ)

泣いてるよ

(あめのなか)

雨の中

(ふたりのゆくえなど)

二人の行方など

(だれもしらないけど)

誰も知らないけど

(やまないでゆうだち)

やまないで夕立

(えいえんにかくしてよ)

永遠に隠してよ

(かさがふたりのきょり)

傘が二人の距離

(ちぢめてくれるから)

縮めてくれるから

(ちょっとだけてれたかお、)

ちょっとだけ照れた顔、

(じしんになってるよ)

自信になってるよ