カミノコトバ
乙一さんのとある小説がモデルらしいのですが。ピコピコ音で奏でられる切ない曲調が素敵です。
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歌詞(問題文)
(はりをめでるいみをさずけたぼくのことば)
針を愛でる意味を授けた 僕のコトバ
(あかくひかるあわれみのたばくりかえしてかさなる)
赤く光る哀れみの束 繰り返して連なる
(きずあとはもうなれっこさともるしょうそう)
傷跡はもう慣れっこさ 灯る焦燥
(きれいごとをかさねめばえたあわいちょうわ)
きれいごとを重ね芽生えた 淡い調和
(だれもかれもそこにおとしたゆがむいと)
誰も彼も底に落とした 歪む意図
(おびえかくしあうしんじつそこにほうるえがいたうそ)
おびえ隠し合う真実 そこに放る 描いたウソ
(またしたったただねがったまだ)
また滴った ただ願った まだ、
(みたされぬあんどきょうかいはかいむ)
満たされぬ安堵 境界は皆無
(こぼれおちたゆびからただようかんしょう)
こぼれおちた指から漂う感傷
(そこにあるのこされたげんじつまきもどすかわらないひびへ)
そこにある残された現実、巻き戻す 変わらない日々へ
(はりぼてのおりにとじこめたくろいけもの)
ハリボテの檻に閉じ込めた黒い獣
(みみをおおいつくりわらってかたどるあいそはもう)
耳を覆い造り笑って 模る愛想はもう
(はじけとんでくさりおちるのこされたきょうきのうず)
はじけ飛んで腐り落ちる 残された 狂気の渦
(くらいみらいえいごうかわらないこのままやすらかに)
暗い、未来永劫、変わらない このまま安らかに
(ああむくいいたいきょうもみずからにおわせたこえはざんげ)
ああ、報い、痛い 今日も自らに負わせた声は懺悔
(これがすべてぼくのうつしたねがいちょうわ)
これがすべて僕の写した願い 「調和」
(だれもかれもいみをなくしてにじむいと)
誰も彼も意味を失くして 滲む意図
(ふみあるくしかばねのなかそこにあったゆがんだせかい)
踏み歩く屍の中 そこにあった 歪んだ世界
(またしたったただねがったまだ)
また滴った ただ願った まだ、
(みたされぬあんどきょうかいはかいむ)
満たされぬ安堵 境界は皆無
(こぼれおちたくびからただようかんしょう)
こぼれおちた首から漂う感傷
(そこにあるのこされたげんじつ)
そこにある残された現実
(まきもどすかわらないひびへ)
巻き戻す 変わらない日々へ