怖い話《適当に選んだだけ》

(いえでふつうにねてたのよ。１０じくらいにおきてめしくおうと１かいにいった。)

家で普通に寝てたのよ。10時くらいに起きて飯食おうと１階に行った。

(そしたらやかんにひがついておちゃがわかしてあった。)

そしたらやかんに火がついてお茶が沸かしてあった。

(まずここでありえないんだ、ひとりぐらしだから。)

まずここで有り得ないんだ。一人暮らしだから。

(さいわいかいだんからひがついてたのきづいたからぱっとひけして)

幸い階段から火がついてたの気付いたからパッと火消して

(そっこう２かいににげた。ききみみたてながらがくぶるしてたらものおとが。)

速攻２階に逃げた。聞き耳立てながらガクブルしてたら物音が。

(こっそりみにいったらまたひがついてた。)

こっそり見に行ったらまた火がついてた。

(もうわけがわからなくなってけいさつにでんわしたのさ。)

もう訳が分からなくなって警察に電話したのさ。

(まもなくけいさつきてふしんしゃはつかまった。)

まもなく警察きて不審者は捕まった。

(かおもわすれかけたくらいのこうこうのころのたんにんだった。)

顔も忘れかけたくらいの、高校の頃の担任だった。

(ふつうにめしくおうとしてたらしい。)

普通に飯食おうとしてたらしい。

(なぜおれだったのかとりゆうをきいたらそつぎょうめいぼみててきとうにえらんだらしい。)

何故俺だったのかと理由を聞いたら卒業名簿見て適当に選んだらしい。

(こわくない？)

怖くない？