怖い話《なぜ冷静?》

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投稿者投稿者やゆいいね0お気に入り登録
プレイ回数68難易度(4.6) 1436打 長文
タグ怖い話
実話
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 なんだかな 4862 B 5.0 96.5% 284.4 1435 52 34 2024/07/26

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問題文

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(てつこうじょうではたらいてたときのはなし。)

鉄工場で働いてた時の話。

(にちようびだったが、のうきのかんけいでおれのこうはいとしょくにんさんで)

日曜日だったが、納期の関係で俺の後輩と職人さんで

(きゅうじつしゅっきんするはめになった。)

休日出勤するはめになった。

(こうはいとしょくにんさんはさぎょうすぺーすをかくほするために)

後輩と職人さんは作業スペースを確保するために

(てんじょうくれーんをつかっててっこつやしざいをどかしていた。)

天井クレーンを使って鉄骨や資材をどかしていた。

(こうはいはくれーんのそうさがへたなので、しょくにんが)

後輩はクレーンの操作が下手なので、職人が

(「おまえちょっとれんしゅうやとおもってかたづけてみ。」)

「お前ちょっと練習やと思って片付けてみ。」

(とくれーんのりもこんをこうはいにわたしていた。)

とクレーンのリモコンを後輩に渡していた。

(おれはおれでちゅうにかいにあがって、とそうにとりかかった。)

俺は俺で中二階にあがって、塗装に取り掛かった。

(2じかんくらいたったころ、がっしゃーんというおおきなおと。)

2時間くらい経った頃、ガッシャンという大きな音。

(「おいおい・・・」こうはいがにかいにあがってきて)

「おいおい・・・」後輩が二階にあがってきて

(「どうっすかすすみぐあいは?」とたずねてきた。)

「どうっすか進み具合は?」と尋ねてきた。

(「まだぜんぜんだよ。ていうかさっきでかいおとしたけどなに?」)

「まだ全然だよ。ていうかさっきでかい音したけど何?」

(「なんでもないっすよ。つうかおれようじあるんでかえります。」)

「なんでもないっすよ。つうか俺用事あるんで帰ります。」

(じょうだんかとおもって「あほかw」とかるくながすと)

冗談かと思って「あほかw」と軽く流すと

(こうはいが「じゃっそういうことで・・・」とほんとうにかえろうとしたので)

後輩が「じゃっそういうことで・・・」と本当に帰ろうとしたので

(あわててかいだんをおりてこうはいをおいかけた。)

あわてて階段をおりて後輩を追いかけた。

(こうはいが「じょうだんですよ。まるまるさんはうえでさぎょうしといてくださいよ」)

後輩が「冗談ですよ。○○さんは上で作業しといて下さいよ」

(とかいだんでおれをせいしする。)

と階段で俺を制止する。

(「じょうだんかよまじっぽかったぞ。)

「冗談かよマジっぽかったぞ。

など

(まあいいやきょうはおそくまでやるしきゅうけいしようや」)

まあいいや今日は遅くまでやるし休憩しようや」

(としたにおりようとすると、)

と下におりようとすると、

(「いやまるまるさんはうえできゅうけいとってくださいよ。)

「いや○○さんは上で休憩とって下さいよ。

(しょくにんさんぶっちゃけまるまるさんのこときらってますから」)

職人さんぶっちゃけ○○さんの事嫌ってますから」

(といいだしなにかこうはいのようすがへんだ。)

と言い出し何か後輩の様子が変だ。

(めがおよいでいる。)

目が泳いでいる。

(それにさっきがっしゃー んというおと、かんかくてきにやばいかんじがしていた。)

それにさっきガッシャンという音、感覚的にやばい感じがしていた。

(おれはあわててしたへおりた。)

俺は慌てて下へ降りた。

(しょくひとがいない・・・どこにも・・・)

職人がいない・・・どこにも・・・

(くれーんがしなものをつったままたかくまきあげられている。)

クレーンが品物を釣ったまま高く巻き上げられている。

(めをうたがった・・・)

目を疑った・・・

(あたまがつぶれたしょくにんがしなものにはさまれてういていた。)

頭が潰れた職人が品物に挟まれて浮いていた。

(こうはいはいなくなっていた。)

後輩はいなくなっていた。

(けいさつときゅうきゅうしゃをよんだあと、おれはしゃめであたまがつぶれたしょくにんをなんまいもとった。)

警察と救急車を呼んだ後、俺は写メで頭が潰れた職人を何枚も撮った。

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