怖い話《今日でお別れ》

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実話

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(20さいごろつきあってた5さいとしうえのおんながすごいなまいきだった。)

20歳頃付き合ってた5歳年上の女がすごい生意気だった。

(さいしょはおれがほれて1ねんぐらいかけてやっとつきあえたのだが)

最初は俺が惚れて1年ぐらいかけてやっと付き合えたのだが

(おれがしたてにですぎたのかおれはぺっとじょうたい。)

俺が下手に出すぎたのか俺はペット状態。

(くちぐせは「まるまる(おれ)のくせになまいき」)

口癖は「○○(俺)のくせに生意気」

(こんなおんなでもすきだったので2ねんほどつきあってたがかのじょのごうまんさはますいっぽう。)

こんな女でも好きだったので2年程付き合ってたが彼女の傲慢さは増す一方。

(なんかいかけんかしたけどかいぜんされず。)

何回か喧嘩したけど改善されず。

(じぶんはおれにないしょでこんぱとかいきまくってるくせに)

自分は俺に内緒でコンパとか行きまくってるくせに

(おれがいもうとからでんわかかってきただけでもぶちぎれ。)

俺が妹から電話かかってきただけでもブチギレ。

(おんなともだちもぜんぶいなくなってじぶんでもなんでこんなおんなと)

女友達も全部いなくなって自分でもなんでこんな女と

(つきあってんのかわからなくなったころあいてのうわきがはっかく。)

付き合ってんのかわからなくなった頃相手の浮気が発覚。

(もうさすがにがまんできずにおおげんかになったがこのおんないうにことかいて)

もう流石に我慢できずに大喧嘩になったがこの女言うに事欠いて

(「わたしとまるまるならわたしは5かいぐらいはうわきしてもいいはず。)

「私と○○なら私は5回ぐらいは浮気してもいいはず。

(それぐらいでつりあえるんだよ」とかひらきなおってはんせいのいろなし。)

それぐらいで釣り合えるんだよ」とか開き直って反省の色なし。

(もうおれのなかでなにかがはじけてふくしゅうかいし。)

もう俺の中で何かが弾けて復讐開始。

(「うん。わかった。おれなんかつきあってもらってるだけでしあわせやのに)

「うん。分かった。俺なんか付き合ってもらってるだけで幸せやのに

(なんかかんちがいしてたかも。ごめん。」)

なんか勘違いしてたかも。ごめん。」

(「わかればよろしい。かたもんで?」)

「分かればよろしい。肩揉んで?」

(こんなやりとりでそのひはしゅうりょう。)

こんなやりとりでその日は終了。

(それから5ねん、かのじょが33さいになるまでつきあって、)

それから5年、彼女が33歳になるまで付き合って、

(もちろんおたがいのおやもこうにんで、おれはそこそこのしゅうにゅうをえるしごとにつき)

もちろんお互いの親も公認で、俺はそこそこの収入を得る仕事に就き

など

(まわりはみんなこんないいかれしはいない、といわれけっこんはいつ?なじょうたいに。)

周りはみんなこんないい彼氏はいない、と言われ結婚はいつ?な状態に。

(ぷらいどのたかいかのじょはぜったいけっこんをにおわすようなことはいってこず、)

プライドの高い彼女は絶対結婚を匂わすようなことは言ってこず、

(おんなのともだちからよびだしをくらいはやくけっこんしろとつつかれてよくじつに、)

女の友達から呼び出しをくらい早く結婚しろとつつかれて翌日に、

(「だいじなはなしがある」とかのじょをよびだしかんらんくるまにのって)

「大事な話がある」と彼女を呼び出し観覧車に乗って

(「これをうけとってほしい」とゆびわのはこをわたす。)

「これを受け取ってほしい」と指輪の箱を渡す。

(ひっしでうれしさをかみころしながら)

必死で嬉しさを噛み殺しながら

(「え?なに?」とれいせいをよそおってはこをあけるかのじょ。)

「え?なに?」と冷静を装って箱を開ける彼女。

(なかには「きょうでおわかれ。ばいばい」とかいたかみがいちまい。)

中には「今日でお別れ。バイバイ」と書いた紙が一枚。

(「・・・は?・・・え?」というかのじょに)

「・・・は?・・・え?」と言う彼女に

(「わかれようぜ。おまえみたいなおんなもうむり」)

「別れようぜ。お前みたいな女もう無理」

(というとはあはあうめきだして)

と言うとハアハア呻きだして

(「ちょ・・・ちょとま・・・まって・・・え・・・」とくるしそう。)

「ちょ・・・ちょとま・・・待って・・・え・・・」と苦しそう。

(それをにやにやしてみつめながら)

それをニヤニヤして見つめながら

(「だれがおまえみたいなおんなとけっこんするかよ。おれはおまえのぺっとじゃねーんだよ。)

「誰がお前みたいな女と結婚するかよ。俺はお前のペットじゃねーんだよ。

(このかんらんしゃはしたについたらもうおれにはなしかけるなよ」)

この観覧車は下に着いたらもう俺に話しかけるなよ」

(そういうといっそういきぎれ(?)がはげしくなり)

そういうと一層息切れ(?)が激しくなり

(すわってさえいられないのかゆかにずるずるとたおれこむ。)

座ってさえいられないのか床にズルズルと倒れ込む。

(おれのひざにてをかけておこしてほしそうにするそのてを)

俺の膝に手をかけて起こしてほしそうにするその手を

(すぐにはらいのけるとばたっとたおれこむかのじょ。)

すぐに払いのけるとバタッと倒れ込む彼女。

(かんらんしゃが1しゅうするまえに7ねんかんたまったもんくをぜんぶはきだしかについたときに)

観覧車が1周する前に7年間溜まった文句を全部吐き出し下に着いた時に

(かのじょをかかえてかんらんしゃをふりふらふらのかのじょを)

彼女を抱えて観覧車を降りフラフラの彼女を

(おりてすぐのさくのところにほうちしてかえった。)

降りてすぐの柵のところに放置して帰った。

(きぶんそうかいだった。)

気分爽快だった。

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