チェルシー
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歌詞(問題文)
(あめあがりにまどぎわのはなもうれしなみだ)
雨上がりに、窓際の花も嬉し涙。
(こころははれないのに)
心は晴れないのに……。
(あのひくれたようふくも)
あの日くれた洋服も
(りぼんもすてたけど)
リボンも捨てたけど、
(このきもちだけはけせないんだね)
この気持ちだけは消せないんだね。
(すれちがったあなたも)
すれ違ったあなたも、
(なぜかわたしとおなじめをしてる)
なぜか私と同じ瞳をしてる。
(そのひみつしりたくて)
その秘密知りたくて、
(ふかいもりおいかけた)
深い森追いかけた。
(どこかがにてるの)
……どこかが似てるの。
(あのひまよったふしぎのくにと)
あの日、迷酔った「ふしぎの国」と。
(そのはなはこいのようにさき)
その花は恋のように咲き、
(ゆめのようにはかなくちる)
夢のように果敢なく散る。
(かみさまがいたずらにまいた)
神様がいたずらに撒いた
(うすべにのまほうのせいで)
薄紅の魔法のせいで。
(きっとこのみちはまだ)
きっと、この道はまだ
(なみだへとつながっている)
悲劇へと繋がっている。
(それでもふたりなら)
それでも、ふたりなら
(あるけるきがしたんだ)
歩ける気がしたんだ。
(あなたのなまえをおしえてよ)
"あなたの名前を教えてよ"
(ひみつひとつわけあえば)
秘密ひとつ分け合えば、
(きょりはちぢまるのよ)
距離は縮まるのよ。
(うまれやじかんさえとびこえて)
身分や世代さえ飛び越えて。
(うすべににてれるそのきに)
薄紅に照れるその木に
(ちぇるしーってなまえつけて)
「チェルシー」って名前つけて、
(このばしょはないしょだよ)
"この場所はないしょだよ"
(それがふたりのあいず)
それがふたりの合図。
(あなたがわらえばなぜだろう)
あなたが咲えば、なぜだろう……
(うれしくなるのは)
嬉しくなるのは。
(このきもちはほろにがくて)
この気持ちはほろ苦くて、
(ときにはむねがいたむのに)
時には胸が痛むのに、
(あまいかおりにみせられて)
甘い香りに魅せられて、
(またひとりゆめでさく)
また独り夢で咲く。
(だれよりあなたにとっての)
誰よりあなたにとっての
(いちばんでいたいとおもうこと)
一番でいたいと想うこと。
(それこそがこいがうまれるしゅんかんだってこと)
それこそが、恋が生まれる瞬間だってこと。
(ふたりはまだきづかないままで)
ふたりは、まだ気付かないままで。
(かみさまのいたずらは)
神様のいたずらは、
(なにもいわずにとつぜんくる)
何も言わずに突然来る。
(こいのはなもそのえがおも)
恋の花も、その笑顔も、
(ひゃくねんごもさいてたはずなのに)
100年後も咲いてたはずなのに……。
(あのはなはこいのようにさいて)
あの花は恋のように咲いて、
(ゆめのようにはかなくちった)
夢のように果敢なく散った。
(かみさまはとけいのはりをもどしてはくれないけど)
神様は時計の針を戻してはくれないけど。
(だからまだてのなかにある)
だから、まだ手の中にある
(ゆめだけははなさないように)
夢だけは放さないように。
(いつのひかぶたいではなをさかせるひがきたら)
いつの日か舞台で花を咲かせる日が来たら、
(ちぇるしーってなまえでうたわせて)
「チェルシー」って名前で、歌わせて。