個人的に好きなダンガンロンパの台詞

(そんなこわいこえださないでよ。おこってるなら、ほら、しんこきゅうしんこきゅう)

そんな怖い声出さないでよ。怒ってるなら、ほら、深呼吸深呼吸

(ぼくみたいなにせものじゃなくて、ほんもののはんにんにごとうじょうねがうんだよ)

ボクみたいな偽物じゃなくて、本物の犯人にご登場願うんだよ

(そうおもうならそれでもかまわないよ。ぼくはどんなけつろんでもうけいれるつもりだよ)

そう思うならそれでも構わないよ。ボクはどんな結論でも受け入れるつもりだよ

(ちょうこうこうきゅうのみんながなっとくしてだしたけつろんならね)

超高校級の皆が納得して出した結論ならね

(あぁ、はなむらくん。そんなたいどはきみらしくないな。ちょうこうこうきゅうのりょうりにんという)

あぁ、花村君。そんな態度はキミらしくないな。超高校級の料理人という

(すばらしいさいのうをもつきみがそんなふうにとりみだすなんてさ)

素晴らしい才能を持つキミがそんな風に取り乱すなんてさ

(もしきみがこんなえんざいにたおれてしまったら、みらいのりょうりかいはだれがささえるの？)

もしキミがこんな冤罪に倒れてしまったら、未来の料理界は誰が支えるの？

(みらいのりょうりかいのためにも、きみはせいせいどうどうとたちむかわないといけないんだ)

未来の料理界の為にも、キミは正々堂々と立ち向かわないといけないんだ

(うーん、もうあきらめるしかないかもね)

うーん、もう諦めるしかないかもね

(ざんねんなのはぼくもいっしょなんだよ。あこがれのひとのきぼうのげんかいをみるのは)

残念なのはボクも一緒なんだよ。憧れの人の希望の限界を見るのは

(さびしいものだよ。ゆめをこわされたきぶんとでもいうのかな)

寂しいものだよ。夢を壊された気分とでも言うのかな

(あーあ、なんだかがっかりだな。みぐるしいわるあがきなんて)

あーあ、なんだかガッカリだな。見苦しい悪あがきなんて

(ちょうこうこうきゅうのきみらしくないよ。それはきぼうとはいえないんじゃないかな？)

超高校級のキミらしくないよ。それは希望とは言えないんじゃないかな？

(ぼくらはむかしからそういうふうにおそわってきたはずだよ)

ボクらは昔からそういう風に教わってきた筈だよ

(ちょくせつてきにことばでいわれなくたって、ぼくらをとりまくせかいをみればわかるよね？)

直接的に言葉で言われなくたって、ボクらを取り巻く世界を見ればわかるよね？

(てれびやねっとや、しんぶんからたれながされる)

テレビやネットや、新聞から垂れ流される

(きぼうあふれるめっせーじがそういってるもん)

希望溢れるメッセージがそう言ってるもん

(かてないにんげんもがんばらないにんげんも、がんばってもかてないにんげんも)

勝てない人間も頑張らない人間も、頑張っても勝てない人間も

(ひとしくむかちで、くずなんだって)

等しく無価値で、クズなんだって

(かちあるにんげんとそうでないにんげんって、うまれたしゅんかんからめいかくにわかれているんだ)

価値ある人間とそうでない人間って、生まれた瞬間から明確に分かれているんだ

(だめなにんげんがどれだけどりょくしたって、かちのあるにんげんにはなれっこない)

駄目な人間がどれだけ努力したって、価値のある人間にはなれっこない

(どりょくがせいこうをうむなんてとんでもないごかいだよ)

努力が成功を生むなんてとんでもない誤解だよ

(せかいがそんなにかんたんなわけないもん)

世界がそんなに簡単な訳ないもん

(こがたけんがどんなにがんばったところでおおがたけんにはなれないし)

小型犬がどんなに頑張ったところで大型犬にはなれないし

(ぺんぎんがどんなにがんばったところでそらをとべるようにはならないんだ)

ペンギンがどんなに頑張ったところで空を飛べるようにはならないんだ

(つまり、だめなにんげんっていうのはなにをやってもだめなんだよ)

つまり、駄目な人間っていうのは何をやっても駄目なんだよ

(さいのうあるにんげんはなるもんじゃない)

才能ある人間はなるモンじゃない

(さいしょからそれだけのうつわをもってうまれてくるものなんだ)

最初からそれだけの器を持って生まれてくるものなんだ

(そう、きみたちのようにね。だからこそ、ぼくはみんなをそんけいしているんだよ)

そう、キミたちのようにね。だからこそ、ボクは皆を尊敬しているんだよ

(いっておくけど、これはあこがれなんかとはちがうからね？)

言っておくけど、これは憧れなんかとは違うからね？

(あこがれってじぶんがそうなりたいとねがうきもちでしょ？)

憧れって自分がそうなりたいと願う気持ちでしょ？

(ぼくのは、そんなずうずうしいきもちとはちがうんだ)

ボクのは、そんな図々しい気持ちとは違うんだ

(だからさ、しんようしてほしいんだ。ぼくをころすのはかまわないけど)

だからさ、信用して欲しいんだ。ボクを殺すのは構わないけど

(それならぼくにもきょうりょくさせてほしい。はんにんがいきのころうと)

それならボクにも協力させて欲しい。犯人が生き残ろうと

(それいがいのみんながいきのころうとぼくはどちらでもかまわないよ)

それ以外の皆が生き残ろうとボクはどちらでも構わないよ

(ぼくはどちらにもがんばってほしいだけなんだ)

ボクはどちらにも頑張って欲しいだけなんだ

(ぼくは、そのさきにあるぜったいてきなきぼうをこのめでみたいだけなんだ)

ボクは、その先にある絶対的な希望をこの目で見たいだけなんだ

(うん、ぼくはほんとうについてるよ。きぼうときぼうがぶつかりあってかがやきをはなつしゅんかんに)

うん、ボクは本当についてるよ。希望と希望がぶつかり合って輝きを放つ瞬間に

(ぼくみたいなにんげんがたちあえるなんて)

ボクみたいな人間が立ち会えるなんて

(だからおねがい。ぼくにもきょうりょくさせてよ。ぼくをころすつもりなら、ぜひそのけいかくに)

だからお願い。ボクにも協力させてよ。ボクを殺すつもりなら、ぜひその計画に

(さんかさせてほしいんだ。みながかがやくためにぼくをふみだいにしてほしいんだ)

参加させて欲しいんだ。皆が輝く為にボクを踏み台にしてほしいんだ

(いいぐあいに、ぼくをころしてほしいんだよ)

いい具合に、ボクを殺して欲しいんだよ

(それはそうとはなしはきいたよ。とわいらいとしんどろーむのさつじんじけんだっけ)

それはそうと話は聞いたよ。トワイライトシンドロームの殺人事件だっけ

(それにしても、ぼくはすこしがっかりだ)

それにしても、ボクは少しがっかりだ

(めのまえのきょういにたちむかおうとしないなんてちょうこうこうきゅうとよばれるみんならしくないよ)

目の前の脅威に立ち向かおうとしないなんて超高校級と呼ばれる皆らしくないよ

(きみたちはみずからたちむかうべきだよ。ぜつぼうにたちむかってこそのきぼうなんだからさ)

キミ達は自ら立ち向かうべきだよ。絶望に立ち向かってこその希望なんだからさ

(なにってろしあんるーれっとでしょ？たまはいっぱつだけしかぬいてないから)

何ってロシアンルーレットでしょ？弾は一発だけしか抜いてないから

(せいぞんかくりつ６ぶんの１だね。たいしたさいのうじゃないけど、ぼくにだって)

生存確率6分の1だね。大した才能じゃないけど、ボクにだって

(ちょうこうこうきゅうとよばれるさいのうがあるんだよ。ちょうこうこうきゅうのこううんとよばれるさいのうがさ)

超高校級と呼ばれる才能があるんだよ。超高校級の幸運と呼ばれる才能がさ

(でも、たかが６ぶんの１ていどのかくりつをかちとれなくて)

でも、たかが6分の1程度の確率を勝ち取れなくて

(なにがちょうこうこうきゅうだってはなしでしょ？そのていどでしぬうんなんて)

何が超高校級だって話でしょ？その程度で死ぬ運なんて

(そんなものはさいのうとはよべないよ)

そんなものは才能とは呼べないよ

(きみたちにはほんとうにがっかりさせられるよ)

キミたちには本当にがっかりさせられるよ

(いつまでこんな、みみっちいことをしてるんだか)

いつまでこんな、みみっちい事をしてるんだか

(にしし、たとえざんこくなしんじつがまっててもたちむかうかくごはできてるみたいだね)

にしし、例え残酷な真実が待ってても立ち向かう覚悟はできてるみたいだね

(だったらさっそく、そのざんこくなしんじつってやつをたたきつけちゃおっかなぁ！)

だったら早速、その残酷な真実ってやつを叩きつけちゃおっかなぁ！

(しんそうにたどりつくように、ろんりてきなはんろんをしろよ！)

真相に辿り着くように、論理的な反論をしろよ！

(いじめ？それがどうしたの？これってもとからそういうげーむだよね？)

いじめ？それがどうしたの？これって元からそういうゲームだよね？

(いままでよってたかってひとをおいつめてたくせに、きゅうにぜんにんづらするの？)

今まで寄ってたかって人を追い詰めてたくせに、急に善人ヅラするの？

(ごんたさっさとはんろんしろよ！いいのがれでもいいわけでもなんでもしてみろよ！)

ゴン太さっさと反論しろよ！言い逃れでも言い訳でもなんでもしてみろよ！

(だったらかってにどっかでしんでればいいだろ！)

だったら勝手にどっかで死んでればいいだろ！

(おれらがいきのころうとするじゃまをするな！)

オレらが生き残ろうとする邪魔をするな！

(そういうわけのわからぬうそをつくからはなしがややこしくなるのだ)

そういう訳のわからぬ嘘を吐くから話がややこしくなるのだ

(ど、どうしていいきれるのよ？あたしがぶすだから？)

ど、どうして言い切れるのよ？あたしがブスだから？

(そのあいだ、なんどもたちどまるちゃんすはあったはず。でも、あなたはそうしなかった)

その間、何度も立ち止まるチャンスはあった筈。でも、貴方はそうしなかった

(あなたに、めいかくなさついがあったからではないですか？)

貴方に、明確な殺意があったからではないですか？

(まけをせんこくされてあがくほど、おうじょうぎわはわるくありませんの)

負けを宣告されて足掻くほど、往生際は悪くありませんの

(まっていたわ。わたくしさまはまっていたのよ。あなたたちのようなにんげんがあらわれることをね)

待っていたわ。私様は待っていたのよ。貴方達のような人間が現れる事をね

(あぁ、よくあるせっていだよ。だから、いまさらいうのもはずかしいんだけどさ)

あぁ、よくある設定だよ。だから、今更言うのも恥ずかしいんだけどさ

(つまり、あたしとむくろはふたごのかんけいにあるんだ)

つまり、あたしとむくろは双子の関係にあるんだ

(たいりょくじまんのあねというせっていがいくさばむくろ、かわいくててんさいでしかもいもうとというせっていが)

体力自慢の姉という設定が戦刃むくろ、可愛くて天才でしかも妹という設定が

(あたし、えのしまじゅんこちゃーん！)

あたし、江ノ島盾子ちゃーん！

(しょくんらがあいしたえのしまじゅんこはしんだ。なぜだ！なえぎまことのせいだよぉ～！)

諸君らが愛した江ノ島盾子は死んだ。何故だ！苗木まことのせいだよぉ〜！

(ぜつぼうがきぼうなんかにまけちゃったぁ！)

絶望が希望なんかに負けちゃったぁ！

(いったはずだ。かならずくろまくをころすと)

言ったはずだ。必ず黒幕を殺すと

(きぼうはよていちょうわ。ただしいこころでひかりにむかってそれいってんとぜつぼうはきぼうのたいきょくのそんざい)

希望は予定調和。正しい心で光に向かってそれ一点と　絶望は希望の対極の存在

(どろどろで、ぐちゃぐちゃで、あいを、ぞうおを、すべてをのみこむのがぜつぼうだから)

どろどろで、ぐちゃぐちゃで、愛を、憎悪を、全てを飲み込むのが絶望だから

(じぶんでもどこにむかうのかわからないのがぜつぼうだから)

自分でもどこに向かうのか分からないのが絶望だから

(あんたでもよそうがつかないのがぜつぼうだから)

アンタでも予想がつかないのが絶望だから

(よそうのつかないぜつぼうだけがあんたをつまらないみらいからすくってくれる)

予想のつかない絶望だけがアンタをつまらない未来から救ってくれる