意味怖《飛び降り》

(かいしゃまでのとほつうきんじにとりこわしよていのむじんまんしょんのちかくをとおるのだが、)

会社までの徒歩通勤時に取り壊し予定の無人マンションの近くを通るのだが、

(そこはとびおりじさつがおおく、じさつしゃのもくげきじょうほうもおおいいわくつきのまんしょん。)

そこは飛び降り自殺が多く、自殺者の目撃情報も多い曰く付きのマンション。

(まわりにがいとうもすくないしよるはかなりぶきみでこわい。)

周りに街灯も少ないし夜はかなり不気味で怖い。

(このあいだざんぎょうでかえりが２３じごろになったときがくぶるしながらそこをとおったんだが、)

この間残業で帰りが２３時頃になった時ガクブルしながらそこを通ったんだが、

(いっしゅんまんしょんのやかみにひとがみえたきがした。)

一瞬マンションの屋上に人が見えた気がした。

(「！？」)

「！？」

(びびってしんぞうとまるかとおもった。)

ビビッて心臓止まるかと思った。

(よくみてみたがやはりおくじょうにだれかがたっている。)

よく見てみたがやはり屋上に誰かが立っている。

(まさかゆうれい・・・とおもったそのしゅんかんそのひとがとびおりた。)

まさか幽霊・・・と思ったその瞬間その人が飛び降りた。

(こんくりーとにうちつけられるいやなおとがして、おんなのひとがたおれているのがみえた。)

コンクリートに打ち付けられる嫌な音がして、女の人が倒れているのが見えた。

(あわててけいたいできゅうきゅうしゃをよんでそのひとにかけよった。)

慌てて携帯で救急車を呼んでその人に駆け寄った。

(ちまみれであしはへんなほうこうむいてるし、ゆうれいではなかったが、かなりきょうふだった。)

血まみれで足は変な方向向いてるし、幽霊ではなかったが、かなり恐怖だった。

(おちたおとをきいてかまんしょんのべらんだからなんにんかこっちをみてるひともいた。)

落ちた音をきいてかマンションのベランダから何人かこっちを見てる人もいた。

(すぐにきゅうきゅうしゃにはんそうしていったけど、)

すぐに救急車に搬送していったけど、

(いえにかえってもげんばをおもいだしてしまいまったくねむれなかった。)

家に帰っても現場を思い出してしまい全く眠れなかった。

(つぎのひきいたら、じゅうしょうだったけどいのちのべつじょうはなかったらしい。)

次の日聞いたら、重症だったけど命の別状はなかったらしい。

(ほんとうみすいでおわってよかった・・・)

本当未遂で終わってよかった・・・

(もしなくなっていたらまじでとらうまになるところだった。)

もし亡くなっていたらマジでトラウマになるところだった。