怖い話《本当に怖い人》

(とおもってしばらくはしっていると、ぜんぽうにふみきりがみえました。)

と思って暫く走っていると、前方に踏切が見えました。

(けいじどうしゃはいったんていししてふみきりをよこぎります。)

軽自動車は一旦停止して踏切を横切ります。

(つづいてわたしもふみきりにしんにゅうするとさっきのけいじどうしゃがふみきりのでぐちでとまっています。)

続いて私も踏切に進入するとさっきの軽自動車が踏切の出口で止まっています。

(けいじどうしゃのまえにくるまはいちだいもいません。)

軽自動車の前に車は一台もいません。

(わたしのこうほうにはくるまがいます。)

私の後方には車がいます。

(しかも、そのけいじどうしゃのせいでかるくじゅうたいになっていたので)

しかも、その軽自動車のせいで軽く渋滞になっていたので

(ずらっとくるまがならんでいます。)

ズラッと車が並んでいます。

(はんたいしゃせんもかるくじゅうたいしていたので、)

反対車線も軽く渋滞していたので、

(わたしはふみきりのなかでとじこめられるかたちとなりました。)

私は踏切の中で閉じ込められる形となりました。

(あわててくらくしょんをならしますが、けいじどうしゃはぴくりともうごきません。)

慌ててクラクションを鳴らしますが、軽自動車はピクリとも動きません。

(すると、ごさっしのとおりふみきりおんが。)

すると、ご察しの通り踏切音が。

(これはふるあくせるでけいじどうしゃにたいあたりするしかないとおもったら、)

これはフルアクセルで軽自動車に体当たりするしかないと思ったら、

(じょうきょうをみていたはんたいしゃせんにいたとらっくのうんてんしゅが)

状況を見ていた反対車線にいたトラックの運転手が

(とらっくをおりてけいじどうしゃにむかってはしっていきました。)

トラックを降りて軽自動車に向かって走って行きました。

(するとけいじどうしゃはきゅうはっしんでにげていきました。)

すると軽自動車は急発進で逃げて行きました。

(わたしはくるまでしゃだんきをおしてだっしゅつしました。)

私は車で遮断器を押して脱出しました。

(ふみきりからだっしゅつしてとらっくのうんてんしゅにおれいをいおうと)

踏切から脱出してトラックの運転手にお礼を言おうと

(くるまからおりるとでんしゃがつうかしていきました。)

車から降りると電車が通過していきました。

(ちかづいておれいをいうと、とらっくのうんてんしゅのくちからぞっとすることをききました。)

近づいてお礼を言うと、トラックの運転手の口からゾッとする事を聞きました。

(とらっくうんてんしゅ「あぶなかったねぇ～だいじょうぶ？いたずらにしてはやりすぎだよ。)

トラック運転手「危なかったねぇ～大丈夫？イタズラにしてはやりすぎだよ。

(あなたがとじこめられているときね、)

あなたが閉じ込められているときね、

(けいのうんてんしゅがてをたたいてばくしょうしてたよ・・・」)

軽の運転手が手を叩いて爆笑してたよ・・・」