怖い話《ついてくる子供》

(あるひのよる、いつものようにかいしゃがえりにこんびににより、)

ある日の夜、いつものように会社帰りにコンビニに寄り、

(ばんごはんをかってかえりました。)

晩御飯を買って帰りました。

(そのとき、ふいにこんびにのまえにたたずむおんなのことめがあったのです。)

その時、不意にコンビニの前にたたずむ女の子と目が合ったのです。

(しょうがくせいくらいでしょうか。)

小学生くらいでしょうか。

(やせほそっていて、みなりもきたなく、そしていようなのがはだしだったのです。)

痩せ細っていて、身なりも汚く、そして異様なのが裸足だったのです。

(「おやはどこにいるのかしら・・・」)

「親はどこにいるのかしら・・・」

(そうおもいながらもそのばをさろうとしたのですが、)

そう思いながらもその場を去ろうとしたのですが、

(かのじょがひたひたとついてくるのです。)

彼女がひたひたとついてくるのです。

(なんだかぶきみでこわい。きもちわるい。)

なんだか不気味で怖い。気持ち悪い。

(わたしはこばしりでにげました。が、かのじょもはしっておいかけてきます。)

私は小走りで逃げました。が、彼女も走って追いかけてきます。

(こわい！ただそうおもってにげました。)

怖い！ただそう思って逃げました。

(あるところまではしるとどうやらまけたようで、そのこはきえました。)

ある所まで走るとどうやら撒けたようで、その子は消えました。

(そんなことがつぎのひも、つぎのひもあり、)

そんな事が次の日も、次の日もあり、

(さすがにわたしはしばらくそのこんびににいくのをやめました。)

流石に私は暫くそのコンビニに行くのを辞めました。

(それからしばらくして、きんじょのいえにけいさつがたくさんあつまっていました。じけんです。)

それから暫くして、近所の家に警察が沢山集まっていました。事件です。

(どうやらそこのいえで、ははおやがぎゃくたいし、すいじゃくしさせてしまったそうです。)

どうやらそこの家で、母親が虐待し、衰弱死させてしまったそうです。

(そのこのしゃしんをみておどろきました。)

その子の写真を見て驚きました。

(あのこんびにからわたしについてきたあのこだったのです。)

あのコンビニから私についてきたあの子だったのです。

(そしていつもあのこがきえたのがそのじけんのあったいえでした。)

そしていつもあの子が消えたのがその事件のあった家でした。

(にゅーすでしっておどろいたのは、おんなのこははんとしもまえになくなっていたことでした。)

ニュースで知って驚いたのは、女の子は半年も前に亡くなっていた事でした。