ヤだ/阿部真央

(あなたのことはすきだけどあなたがすきなあのこは)

貴方のことは好きだけど貴方が好きなあの子は

(すきになれないよすきになれないよむしろやだ)

好きになれないよ好きになれないよ…むしろヤだ…

(まわりをきにしながらゆうきをだしてあなたをぬすみみた)

周りを気にしながら勇気を出して貴方を盗み見た

(そこにはまわりをきにしながらあのこをみつめるあなたがいたやだな)

そこには周りを気にしながらあの子を見つめる貴方が居たヤだな

(どんなにはなれたばしょだってあなたのこえはわかるのに)

どんなに離れた場所だって貴方の声は分かるのに

(そのくちびるからうたわれるようにこぼれるはあのこのなま)

その唇から歌われるようにこぼれるはあの子の名ま

(えなんであのこなのなんでわたしじゃないの)

え？何であの子なの？何で私じゃないの？

(かみさまなんでもっとはやくあわせてくれないの)

神様何でもっと早く逢わせてくれないの

(あなたのことはすきだけどあなたがすきなあのこは)

貴方のことは好きだけど貴方が好きなあの子は

(すきになれないよすきになれないよむしろやだ)

好きになれないよ好きになれないよ…むしろヤだ…

(あなたをおもえばこのむねはもっとたかなりあつくなるのに)

貴方を想えばこの胸はもっと高鳴り熱くなるのに

(そのこころたかならせるのはこぼれるよなあのこのといき)

その心高鳴らせるのはこぼれるよなあの子の吐息

(どうしてあのこなのわたしのほうがいいのに)

どうしてあの子なの？私の方がいいのに

(かみさまどうかはやくかれをゆめからさめさせて)

神様どうか早く彼を夢から覚めさせて

(あなたがすきなものすべてわたしもすきでいたいけど)

貴方が好きなもの全て私も好きで居たいけど

(あのこだけはむりよすきになれないよだって)

あの子だけはムリよ好きになれないよ…だって

(そのひとみもうわずりごえもだいすきなてもあついせなかも)

その瞳も、うわずり声も大好きな手も、厚い背中も

(あのこのものだなんてやだよたえられないよいまさら)

あの子のものだなんてヤだよ耐えられないよ今更

(ずっとあなただけみてきたのに)

ずっと貴方だけ見てきたのに…

(あなたのことはすきだけどあのこはむりあのこはむりよ)

貴方のことは好きだけど…（あの子はムリ、あの子はムリよ）

(いいこのわたしでいたいけどいやなものはいやだめなの)

いい子の私で居たいけど…（イヤなものはイヤ）ダメなの

(あなたのことはすきだけどあなたがすきなあのこは)

貴方のことは好きだけど貴方が好きなあの子は

(すきになれないよすきになれないよむしろやだ)

好きになれないよ好きになれないよ…むしろヤだ