嵐　Breathless

(なにをもとめどこへゆくのか)

何を求め　どこへ行くのか

(みおぼえのあるそのすがたをまどろみのなかでおいかけてみる)

見覚えのあるその姿を　まどろみの中で追いかけてみる

(ゆめがさめてもおもいだせないかけおちたときのすきまをただようだけ)

夢が覚めても思い出せない　欠け落ちた時間（とき）の隙間を漂うだけ

(はきだしたこのおもいはもうとどかない)

吐き出した　この想いは　もう届かない

(こどくさえさだめならばふるえるこころをつよくだきしめて)

孤独さえ運命（さだめ）ならば　震える心を強く抱きしめて

(からだじゅうさけんでるまるでむげんのめいろに)

体中叫んでる　まるで無限の迷路に

(きずだらけのきおくかなしみのはてまでさまよって)

傷だらけの記憶　悲しみの果てまで　彷徨（さまよ）って

(うそのないせかいなどどこにもないじだいでも)

嘘のない世界など　どこにもない時代でも

(たしかめたいじぶんだけにきざまれてるｄｎａ)

確かめたい　自分だけに　刻まれてるDNA

(もがいているさけんでいるいきるじぶんのすがたをさがしつづけて)

もがいている　叫んでいる　生きる自分の姿を　探し続けて

(いつしかなみだもかれはてたぬりつぶされてたいたみさえうずきだして)

いつしか涙も涸（か）れ果てた　塗りつぶされてた痛みさえ疼（うず）きだして

(おまえだけはもうはなさないけしてきえないで)

お前だけは　もう離さない　けして消えないで

(やくそくははかなくともこのてにぬくもりをただだきしめる)

約束は儚くとも　この手に温もりをただ抱きしめる

(おわらないふかいやみふれられないじかんにも)

終わらない深い闇　触れられない時間にも

(ふたりだけのきおくかわらずあるのならおしえて)

二人だけの記憶　変わらずあるのなら　教えて

(かなわないねがいでもこたえのないせかいでも)

叶わない願いでも　答えのない世界でも

(あいすることそれだけはきまっていたｄｎａ)

愛すること　それだけは　決まっていたDNA

(ふりかえるときそのほほえみをつよくやきつけたいからまぼろしでも)

振り返るとき　その微笑みを　強く焼き付けたいから　幻でも

(じぶんにかくされたもうひとつのすがたなにかをささやいてる)

自分に隠された　もうひとつの姿　何かを囁（ささや）いてる

(もとめるものはひとつこのてがしんじつをはなしてる)

「求めるものはひとつ」　この手が真実を話してる

(からだじゅうさけんでるまるでむげんのめいろに)

体中叫んでる　まるで無限の迷路に

(きずだらけのきおくかなしみのはてまでさまよって)

傷だらけの記憶　悲しみの果てまで　彷徨（さまよ）って

(うそのないせかいなどどこにもないじだいでも)

嘘のない世界など　どこにもない時代でも

(たしかめたいじぶんだけにきざまれてるｄｎａ)

確かめたい　自分だけに　刻まれてるDNA

(もがいているさけんでいるいきるじぶんのすがたをさがしつづけて)

もがいている　叫んでいる　生きる自分の姿を　探し続けて