生きたがりの娘
作詞・作曲:wowaka
編曲:ヒトリエ
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歌詞(問題文)
(さんざんにかたりつくしたものがたりをうたってみよう)
散々に語り尽くした物語を詠ってみよう
(きょうもころがっていたみらいを)
今日も転がっていた未来を
(ぐにゃりとねじりきっちゃって)
ぐにゃりと捻じり切っちゃって
(「なんとまあ、これはどうだい」)
「何とまあ、これはどうだい」
(いみもないままわらっているみたいだ)
意味もないまま笑っているみたいだ
(あたりまえにひとりぼっちになった)
当たり前に1人ぼっちになった
(そうだ、そのかいあって)
そうだ、その甲斐あって
(わんぱくなどうりをてにしたんだ)
わんぱくな道理を手にしたんだ
(ちょうど、からまっていたふたりの)
丁度、絡まっていた2人の
(らべるまではがしとっちゃって)
ラベルまで剥がし取っちゃって
(ぐんをぬいてくだらないろんを)
群を抜いてくだらない論を
(だいじにかかえているみたいだ、)
大事に抱えているみたいだ、
(「いたらない」だらけのぼくも)
「至らない」だらけの僕も
(みゃくみゃくとながれながれたげんそうをたどりうたってみたい)
脈々と流れ流れた幻想を辿り唄ってみたい
(いつかとまるいのちのあかりがひかるあいだにいたりたい)
いつか止まる生命の灯が光る間に至りたい
(「どうせこれはひらりとかわされること、)
「どうせこれはひらりと躱されること、
(わかっているんだ」)
わかっているんだ」
(あたりまえだった、りんかくをなぞって)
当たり前だった、輪郭をなぞって
(きょうみももてないことばかりめのまえにれつをなしてった)
興味も持てないことばかり目の前に列を成してった
(どうしてってすらきけずに)
どうしてってすら訊けずに
(ことのはのかずもつきてしまった)
言の葉の数も尽きてしまった
(「みとめない、みとめない だって)
「認めない、認めない だって
(きこえない、きこえない なんて」)
聞こえない、聞こえない なんて」
(やかましい やかましい ざつおんをうたって)
やかましい やかましい 雑音を唄って
(いきたいよいきたいよって、)
生きたいよ生きたいよって、
(ないたって、「まちがいだ」った。)
泣いたって、「間違いだ」った。
(すかれたくてあえてわらって)
好かれたくて敢えて笑って
(いったいなにものきどりなんだ、っけ!)
一体何者気取りなんだ、っけ!
(わすれかけのであいをもってけ、もってけ)
忘れかけの出会いを持ってけ、持ってけ
(そこのおじょうさん)
そこのお嬢さん
(さきたっていきたえたって、)
先立って息絶えたって、
(はじまってわになったって。)
始まって環になったって。
(みとれたくて、)
見惚れたくて、
(なんていびつなかんじょうばかりをならべたんだ、って!)
なんて歪な感情ばかりを並べたんだ、って!
(「いいたいことなんて とくにないわ」)
「言いたいことなんて 特にないわ」
(たんたんとかたりきかせたおとぎばなしみたいなうた)
淡々と語り聞かせたお伽話みたいな唄
(きょうもよろこんでそのきたいにこたえるふりをえんえんと)
今日も喜んでその期待に応える振りを延々と
(なんべんもめぐりめぐったきゅうたいのひょうめんじょうでわらう)
何遍も巡り巡った球体の表面上で笑う
(おきまりのせりふ、あんど、ぽーじんぐ)
お決まりの台詞、アンド、ポージング
(せんたくしなんてありすぎて)
選択肢なんて有り過ぎて
(そろそろあきあきもしていたんだ)
そろそろ飽き飽きもしていたんだ
(ひょうりどちらにだって、こたえもかちもないんだ)
表裏どちらにだって、答えも価値も無いんだ
(なんとまあ、これはどうだい、)
何とまあ、これはどうだい、
(いみもないままあるいているみたいだ!)
意味もないまま歩いているみたいだ!
(あたりまえにひとりぼっちのまんま)
当たり前に1人ぼっちのまんま
(ぱっとうまれたきょうをあすにかえてしまうきょうかいせんじょう)
パッと生まれた今日を明日に変えてしまう境界線上
(あせったふたりのせんはいつまでもほどけるようすもないや)
焦った2人の線はいつまでも解ける様子もないや
(「もどかしい、もどかしい だって)
「もどかしい、もどかしい だって
(つきまとう、つきまとうばっか)
つきまとう、つきまとうばっか
(ならばもう、ならばもう)
ならばもう、ならばもう
(たちきってしまいたいわ いっそ!」)
断ち切ってしまいたいわ いっそ!」
(ああ)
ああ
(さいさん わかれをねがって)
再三 別れを願って
(だいたんにもそれをこばんだ)
大胆にもそれを拒んだ
(ないたって、どうにかなって)
泣いたって、どうにかなって
(きっかいなりそうろんをひけらかして)
奇っ怪な理想論をひけらかして
(さすがですね!といわんばかりに)
さすがですね!と言わんばかりに
(きらって きらってほしいの)
嫌って 嫌って欲しいの
(じょうだんでこときれたって)
冗談で事切れたって
(いきたいよ、いきたいなって)
生きたいよ、生きたいなって
(みとめたくて)
認めたくて
(なんだかんだ、)
なんだかんだ、
(あれもこれもそれもどれもほしがって)
あれもこれもそれもどれも欲しがって
(いいたいことなんて ないのになあ)
言いたいことなんて ないのになあ
(つたわらずともそれでいいの?)
伝わらずともそれで良いの?
(こときれずともよはあけるの?)
事切れずとも夜は明けるの?
(いみもかちももとめつくして)
意味も価値も求め尽くして
(かおのぞかせるようすもないや)
顔覗かせる様子もないや
(そこにない、そこにない そこにはない)
そこにない、そこにない そこにはない
(ここにない、ここにない ここにもない)
ここにない、ここにない ここにもない
(どこにない どこにない どこにもない?)
どこにない どこにない どこにもない?
((そこにいない ここにいない どこにもない))
(そこにいない ここにいない どこにもない)
(いきたいよいきたいよって、)
生きたいよ生きたいよって、
(ないたのは、まちがいだった?)
泣いたのは、間違いだった?
(すかれたくてあえてわらって)
好かれたくて敢えて笑って
(いったいなにものきどりなんだっけ?)
一体何者気取りなんだっけ?
(わすれかけのあいを)
忘れかけの愛を
(ばらまけ、ばらまけ すてきなおじょうさん)
ばら撒け、ばら撒け 素敵なお嬢さん
(じょうだんにこときれたって)
冗談に事切れたって
(いきたいよ、いきたいなって)
生きたいよ、生きたいなって
(みとめたくて)
認めたくて
(なんていびつなかんじょうばかりをならべていたんだ)
なんて歪な感情ばかりを並べていたんだ
(いいたいこともないままに)
言いたいこともないままに
(そうだ きらってないて)
そうだ 嫌って泣いて
(さんざんにかたりつくしたものがたりをうたってみよう)
散々に語り尽くした物語を詠ってみよう
(なんとまあ、これはどうだい)
何とまあ、これはどうだい
(いみもないのにわらっているみたいだ)
意味もないのに笑っているみたいだ
(あたりまえにひとり)
当たり前にひとり