怖い話《真夜中の市民プール》

(おれはけいびいん。)

俺は警備員。

(しみんぷーるやたいいくかんがあるしせつのけいびのしごとをしている。)

市民プールや体育館がある施設の警備の仕事をしている。

(そのひもおれはよる１１じごろ、たてもののじゅんかいをしていた。)

その日も俺は夜１１時頃、建物の巡回をしていた。

(ぷーるはしつないぷーるで、２かいにはぷーるをみわたすためのぎゃらりーがある。)

プールは室内プールで、２階にはプールを見渡す為のギャラリーがある。

(おれはぷーるのぎゃらりーをみて、さらにぷーるそのものもいじょうがないか)

俺はプールのギャラリーを見て、更にプールそのものも異常が無いか

(ぎゃらりーのまどからみる。)

ギャラリーの窓から見る。

(しつないぷーるはそとのがいとうやひじょうとうにてらされて、)

室内プールは外の街灯や非常灯に照らされて、

(くらいぷーるのすいめんにいわかんがあった。)

暗いプールの水面に違和感があった。

(なぜかぷーるのすいめんがなみうっているのだ。)

何故かプールの水面が波打っているのだ。

(ふつう、ぷーるはひとがいなくはいすいなどもないじょうたいがつづけば、)

普通、プールは人がいなく排水などもない状態が続けば、

(すいめんはゆかのようにしずかになる。)

水面は床のように静かになる。

(それが、ぷーるぜんたいがえいぎょうちゅうのぷーるのようになみうっていた。)

それが、プール全体が営業中のプールの様に波打っていた。

(なお、そのひはやかんのぷーるしようやめんてなんすなどのひではなかった。)

尚、その日は夜間のプール使用やメンテナンスなどの日ではなかった。

(きかいのこしょうか、なにものかがしんにゅうしたのか？)

機械の故障か、何者かが侵入したのか？

(おれはぷーるをかくにんしにいくことにした。)

俺はプールを確認しに行く事にした。

(かんしいんなどのじゅうぎょういんせんようのいりぐちからはいり、ぷーるさいどへ。)

監視員などの従業員専用の入口から入り、プールサイドへ。

(そこでぷーるをみるとやはりぷーるぜんたいがなみうっていた。)

そこでプールを見るとやはりプール全体が波打っていた。

(よるのだれもいないぷーるで、わずかなひかりのなか)

夜の誰も居ないプールで、わずかな光の中

(ぷーるがなみうっているのはかなりぶきみだった。)

プールが波打っているのはかなり不気味だった。

(おれは、ぷーるにいじょうがないかたしかめるためぷーるをかいちゅうでんとうでてらした。)

俺は、プールに異常が無いか確かめる為プールを懐中電灯で照らした。