922形T3編成がトレインパーク白山へ移設へ

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リニア・鉄道館に保存されている922形が移設へ。

2024年11月29日投稿
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2024年11月27日に、リニア・鉄道館で保存されている922形T3編成が、トレインパーク白山へ移設される事が発表されました。
トレインパーク白山(白山市立高速鉄道ビジターセンター)は、北陸新幹線の白山総合車両所の近くにて、2024年にオープンしたばかりの鉄道博物館です。目の前を北陸新幹線が通るほか、白山総合車両所と一体的になっていることから、検査中のW7系を間近で見ることができます。922形T3編成は、20番台で、T2編成の増備として、1979年に新製されました。T2編成1本では検測を行いつつ車両検査を受けることが困難であったため、T2編成が検査入場中は予備車である921形0番台で軌道検測を行わなければなりませんでした。921形0番台は最高速度が低く、運用上の問題が発生したため、それを解消するために製造されたのがT3編成です。JR発足以後はJR西日本に所属。2000年に、923形T4編成の登場で予備車となりました。2001年にT2編成が運用を離脱し、2005年に当編成が700系ベース車の923形3000番台T5編成によって置き換えられるまでの4年間、東海道新幹線の全区間で運行されていた最後の0系タイプ車両でした。2005年9月30日に廃車となりました。2011年3月に開館したリニア・鉄道館で展示されていますが、冒頭の通り、トレインパーク白山へ移設される事になりました。T4編成が2025年に引退し、それを保存するためと思われます。過去にもリニア・鉄道館では、展示車両の入れ替わりがあり、入れ替わりとなった車両は解体されました。今回は人気のある車両のため移設ということになったのでしょう。トレインパーク白山では、2025年5月頃にお目見えする予定です。
背景は移設される事になった922形T3編成です。ここで見られるのもあとわずかです。

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