ふたりの秒針/焚吐

(うまれてはじめてふれたきみのやさしさにただ)

生まれて初めて触れた　君の優しさにただ

(なつかしいきもちになるのはなんでだろうか)

懐かしい気持ちになるのは　なんでだろうか

(でんちがきれたみたいにうつむいたにちじょうも)

電池が切れたみたいに俯いた日常も

(とたんにいろづいていくような)

途端に色付いていくような

(ふしぎだなふしぎだな)

不思議だな　不思議だな

(ちくたくといちびょうごといのちをきざみだしたんだ)

チクタクと一秒ごと命を刻み出したんだ

(あいまいないいわけなどなんのやくにもたたないだろ)

曖昧な言い訳など何の役にも立たないだろ

(あいというぱーつひとつあるだけで)

愛というパーツひとつあるだけで

(かこはかえられる)

過去は変えられる

(あいというぱーつひとつあるだけで)

愛というパーツひとつあるだけで

(きょうもかえられる)

今日も変えられる

(あいというぱーつひとつあるだけで)

愛というパーツひとつあるだけで

(あああすもきっときっときっときっと)

ああ　明日もきっときっときっときっと

(じぶんでよせたきたいをたとえうらぎろうとも)

自分で寄せた期待を　たとえ裏切ろうとも

(このてでなしとげたいんだきみもそうだろ)

この手で成し遂げたいんだ君もそうだろ？

(たいせつにしまったきりほこりをかぶったままの)

大切に仕舞ったきり埃をかぶったままの

(みらいをもういちどさがそうか)

未来をもう一度探そうか

(きこえるよきこえるよ)

聞こえるよ　聞こえるよ

(ちくたくといちびょうごといのちをきざみだしたんだ)

チクタクと一秒ごと命を刻み出したんだ

(ちっぽけなふあんなどいともかんたんにかきけすほど)

ちっぽけな不安などいとも簡単に掻き消すほど

(あいというぱーつひとつあるだけで)

愛というパーツひとつあるだけで

(なぞはとけていく)

謎は解けていく

(あいというぱーつひとつあるだけで)

愛というパーツひとつあるだけで

(やみははれていく)

闇は晴れていく

(あいというぱーつひとつあるだけで)

愛というパーツひとつあるだけで

(ああきっときっときっときっときっと)

ああ　きっときっときっときっときっと

(なにもないなんていわないでせめてぼくのはなしをきいていって)

何もないなんて言わないで　せめて僕の話を聞いて行って

(きみのことをおもうことがかかせないぼくのいちぶになった)

君のことを想うことが　欠かせない僕の一部になった

(こいしてるたぶんこいしてる)

恋してる　たぶん恋してる

(とめられないんだもう)

止められないんだ　もう

(ちくたくとたからかにふたりのびょうしんがあいをうたう)

チクタクと高らかにふたりの秒針が愛を歌う

(なんかいてんくりかえしてもかがやきはましていくんだから)

何回転繰り返しても　輝きは増していくんだから

(ちくたくといちびょうごといのちをきざみだしたんだ)

チクタクと一秒ごと命を刻み出したんだ

(あいまいないいわけなどなんのやくにもたたないだろ)

曖昧な言い訳など何の役にも立たないだろ

(あいというぱーつひとつあるだけで)

愛というパーツひとつあるだけで

(かこはかえられる)

過去は変えられる

(あいというぱーつひとつあるだけで)

愛というパーツひとつあるだけで

(きょうもかえられる)

今日も変えられる

(あいというぱーつひとつあるだけで)

愛というパーツひとつあるだけで

(あああしたもきっときっときっときっと)

ああ　明日もきっときっときっときっと