優しさを胸に抱いて

(ひとりへやでそらをみあげ)

一人部屋で空を見上げ

(じぶんのよわさにきづく)

自分の弱さに気付く

(さいごにぼくがつぶやいたことば)

最後に僕がつぶやいた言葉

(くちにするだけでつらかったよ)

口にするだけで辛かったよ

(わかれのにもじはおもいね)

別れの二文字は重いね

(ふたりにはひつようないとおもっていた)

二人には必要ないと思っていた

(だけどこのままじゃさびしいよ)

だけどこのままじゃ寂しいよ

(きみをすこしずつきずつけていくから)

キミを少しずつ傷つけていくから

(あのひちかったやくそくもまもれなかったよ)

あの日誓った約束も守れなかったよ

(きみのなみだみるたびにせつなくて)

キミの涙見るたびに切なくて

(きみいがいだれもあいせないのは)

キミ以外誰も愛せないのは

(わかってたけど)

分かってたけど

(いままでのやさしさむねにだいて)

今までの優しさ胸に抱いて

(そっとあおをゆるしたそらが)

そっと蒼をゆるした空が

(つらなるふとしたきょうは)

連なるふとした今日は

(とうめいのようなくもにみとれて)

透明のような雲に見とれて

(びるのむれをみうしなっていたんだよ)

ビルの群れを見失っていたんだよ

(ぼくらのみらいがどこかで)

僕らの未来がどこかで

(かなわないたびへと)

叶わない旅へと

(たどりついてしまってから)

辿り着いてしまってから

(いとしいことばもおもいも)

愛しい言葉も想いも

(きすでつづれどきせきにさいていた)

キスで綴れど軌跡に咲いていた

(いろもあせないこいにめぐりあったふこうを)

色も褪せない恋にめぐり逢った不幸を

(おともたたない)

音もたたない

(ぺーじにうかべたまま)

ページに浮かべたまま

(きみいがいだれもあいせないよと)

キミ以外誰も愛せないよと

(いわずにいたよ)

云わずにいたよ

(あいかたらずこいだったぼくらをだいて)

愛語らず恋だったボクらを抱いて

(あのひちかったやくそくもまもれなかったよ)

あの日誓った約束も守れなかったよ

(きみのなみだみるたびにせつなくて)

キミの涙見るたびに切なくて

(きみいがいだれもあいせないのは)

キミ以外誰も愛せないのは

(わかってたけど)

分かってたけど

(いままでのやさしさむねにだいて)

今までの優しさ胸に抱いて

(あのひゆめみた)

あの日夢見た

(ふたりのせかいまもれなかったよ)

二人の世界守れなかったよ

(きみのなみだみるたびにせつなくて)

キミの涙見るたびに切なくて

(きみいがいだれもあいせないのは)

キミ以外誰も愛せないのは

(わかってたけど)

分かってたけど

(いままでのやさしさむねにだいて)

今までの優しさ胸に抱いて

(いままでのやさしさむねにだいて)

今までの優しさ胸に抱いて