舞ひら散りる

(まいちるまいちる)

舞い散る舞い散る

(ひらりひらりひらり)

ひらりひらりひらり

(まいちるまいちる)

舞い散る舞い散る

(ひらりひらりひらり)

ひらりひらりひらり

(どこへとむかうのゆきさきわからず)

何処へと向かうの　行き先分からず

(かさなるちからにみをまかせたゆたう)

重なる力に身を任せ揺蕩う

(つむぎつむぎつむぎつないだことば)

紡ぎ紡ぎ紡ぎ繋いだ言葉

(ちゅうにうかべたままとどくこともなく)

宙に浮かべたまま届くこともなく

(まよいまよいまよいながらもいまだ)

迷い迷い迷いながらも未だ

(あきらめられずにさまよいさがしつづけている)

諦められずに彷徨い探し続けている

(かなわないおもいがどれだけのきもちが)

叶わない思いが　どれだけの気持ちが

(だれにもきづかれずまいちる)

誰にも気付かれず舞い散る

(きれいとかすてきだとかなぜおもうのかな)

綺麗とか素敵だとかなぜ思うのかな

(はかなくせつなに)

儚く刹那に

(まいちる)

舞い散る

(ひらりひらり)

ひらりひらり

(ぼんやりながめたさきにはなにがみえる)

ぼんやり眺めた先には何が見える

(わたしをとりもどすためにたゆたう)

私を取り戻す為に揺蕩う

(つどいつどいつどいものをかたれば)

集い集い集い物を語れば

(うつろいすぐにあらたなけしきをみたくなる)

移ろいすぐに新たな景色を見たくなる

(くるしいくるおしいほどにだいじなものが)

苦しい狂おしい程に大事な物が

(みつかるはずだとあらがいもがきつづけている)

見つかるはずだと抗いもがき続けている

(あしかせなうれいがめかくしななげきが)

足枷な憂いが　目隠しな嘆きが

(とけてははれやかにまいちる)

解けては晴れやかに舞い散る

(むだでもぶざまでもいのちがけのすがた)

無駄でも無様でも命がけの姿

(かがやきせつなく)

輝き切なく

(まいちるまいちる)

舞い散る舞い散る

(ひらりひらりひらり)

ひらりひらりひらり

(つむぎつなぎまよいさまよい)

紡ぎ繋ぎ迷い彷徨い

(つどいかたりうつろいくるおしいほど)

集い語り移ろい狂おしい程

(わすれることなどないから)

忘れることなどないから

(ただみをまかせてたゆたう)

ただ身を任せて揺蕩う

(かなえたいおもいがのぞみがきもちが)

叶えたい思いが望みが気持ちが

(だれかのこころにまいちる)

誰かの心に舞い散る

(ひかれるちからにあらがいゆれながら)

引かれる力に抗い揺れながら

(かまわずきままに)

構わず気ままに

(はらりひらりふらりまいちる)

はらりひらりふらり舞い散る

(はらりひらりふらりまいちる)

はらりひらりふらり舞い散る

(きれいとかすてきだとか)

綺麗とか素敵だとか

(せめておもわれるのならはかなくせつなに)

せめて思われるのなら儚く刹那に

(まいちるまいちる)

舞い散る舞い散る

(ひらりひらりひらり)

ひらりひらりひらり

(まいちるまいちる)

舞い散る舞い散る

(ひらりひらりひらり)

ひらりひらりひらり