WILD EYE

(あかいしずくにじむくちびるに)

紅い雫滲む口唇に

(ふわりなげきのきりふれてゆく)

ふわり嘆きの霧触れてゆく

(そらにうかぶかがみうつくしく)

空に浮かぶ鏡美しく

(はるかよるのかなたてらしてる)

遥か暗夜（よる）の彼方照らしてる

(ふりそそぐあまたのほしにおもいはせて)

降り注ぐ数多の星に想い馳せて

(しめやかにふかいきずなのいと)

しめやかに深い絆の血（いと）

(つよくつよくむすぶ)

強く強く結ぶ

(るりいろにかがやくきらのひとみ)

瑠璃色に輝く綺羅の瞳

(やみよりのつかいにとざされても)

闇よりの使いに閉ざされても

(つないだゆめのはしだれもうばえないから)

繋いだ夢の橋誰も奪えないから

(むげんのあすうつして)

無限の明日映して

(あやしひかりはなつなるかみに)

妖し光放つ鳴神に

(あまいことばのみつかおりたつ)

甘い言葉の蜜薫り立つ

(ひそかくろいこよくしのびよる)

密か黒い鼓翼忍び寄る

(かねがゆきばもとめてうめきだす)

心臓（鐘）が行き場求めて呻き出す

(せいそうのながれにかくすゆがんだわな)

星霜の流れに隠す歪んだ思惑（ワナ）

(つややかにするどいきばをむく)

艶やかに鋭い牙を剥く

(めぐるめぐるひげき)

巡る巡る悲劇

(たまゆらにきえゆくみなわのように)

玉響に消えゆく水泡のように

(はかないときたどるうんめいなら)

儚い物語（とき）辿る運命なら

(くもりなきやいばかかげきよいうたつむぐ)

曇りなき刃掲げ清い詩紡ぐ

(ゆずれぬみらいのため)

譲れぬ未来のため

(あさいねむりつづくれいめいに)

浅い眠り続く黎明に

(ひとりいのりこめておりあげた)

独り祈り込めて織り上げた

(なみだあおいくもにきざまれて)

涙　蒼い雲に刻まれて

(いとしあなたのかげおいかける)

愛しあなたの影追いかける

(にくしみのほのおうずまくこのちじょうで)

憎しみの炎渦巻くこの地上で

(けがれなきこころつらぬいてく)

汚れなき心貫いてく

(あつきあつきちかい)

熱き熱き誓い

(るりいろにかがやくきらのひとみ)

瑠璃色に輝く綺羅の瞳

(やみよりのつかいにとざされても)

闇よりの使いに閉ざされても

(つないだゆめのはしゆうきゅうにつづりゆく)

繋いだ夢の橋悠久に綴りゆく

(かなでるきせききっと)

奏でる奇跡きっと…