るろうに剣心＜京都動乱＞名言タイピング(七巻)

(ひときりばっとうさいは、しんせんぐみさんばんたいくみちょう「さいとうはじめ」がとる)

人斬り抜刀斎は、新選組三番隊組長「斎藤一」が殺る

(そうか、ばっとうさいはるすか、それじゃあ、おきみやげをしなくてはね)

そうか、抜刀斎は留守か、それじゃあ、置き土産をしなくてはね

(いまになってもまだ、あのおとこはそんなばかをやっているのか)

明治になってもまだ、あの男はそんな馬鹿をやっているのか

(いまのおまえはせっしゃが「し」とみとめた「さいとうはじめ」ではない。)

今のお前は拙者が「士」と認めた「斎藤一」ではない。

(「ころさずのるろうに」がおまえを、あきらかによわくしたんだ)

「殺さずの流浪人」がお前を、明らかに弱くしたんだ

(おまえがおれのさくにはまってあかまつにくせんしているあいだ、おれはずうっとここにいた)

お前が俺の策にはまって赤松に苦戦している間、俺はずうっとここにいた

(そしてけいかんだということでここのれんちゅうはだれひとりとてまったくけいかいしなかった)

そして警官だということでここの連中は誰一人とて全く警戒しなかった

(やろうとおもえば、いつでもころれたというわけだ)

殺ろうと思えば、いつでも殺れたという訳だ

(わすれたか、あく・そく・ざんそれがおれたちがただひとつきょうゆうしたしんじつだったはず)

忘れたか、悪・即・斬それが新選組と人斬りがただ一つ共有した真実だったはず

(・・・おまえがなんといおうと、せっしゃはもうひとをあやめるつもりはござらん)

…お前がなんと言おうと、拙者はもう人を殺めるつもりはござらん

(そうか、こいおまえのすべてをひていしてやる)

そうか、こい　お前の全てを否定してやる

(ねぼけるな、「もうころす」のはおれのほうだ)

寝惚けるな、「もう殺す」のは俺の方だ

(ひむらけんしんのほうはまったくつかいものにならない、ひむらばっとうさいならそこそこいけるもよう。)

緋村剣心の方は全く使い物にならない、緋村抜刀斎ならそこそこ行ける模様。

(このいっけんにまきこまれたのは、せっしゃひとりではござらん。ここにいるぜんいんではなしはきく)

この一件に巻き込まれたのは拙者一人ではござらんここにいる全員で話しは聞く

(わたしたちはぜったいに、けんしんをきょうとにはいかせません)

私達は絶対に、剣心を京都にはいかせません

(いぬはえさでかえる、ひとはえさでかえる、だがみぶのおおかみをかうことは、なんびとにもできん)

犬は餌で飼える、人は金で飼える、だが壬生の狼を買うことは、何人にもできん

(おおかみはおおかみ、しんせんぐみはしんせんぐみ、そしてひときりはひときり、なあばっとうさい。)

狼は狼、新選組は新選組、そして人斬りは人斬り、なあ抜刀斎。

(いや・・・こみいったはなしになるからひとりがいいでござるよ)

いや…混み入った話になるから独りがいいでござるよ

(このくにのゆくすえなんて、いまからしぬひとにはむようなしんぱいですよ。)

この国の行く末なんて、今から死ぬ人には無用な心配ですよ。

(いままでありがとう、そしてさよなら、せっしゃはるろうに、またながれるでござる)

今までありがとう、そしてさよなら、拙者は流浪人、また、流れるでござる